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August 31, 2011

マルタのやさしい刺繍

『マルタのやさしい刺繍』をDVDで鑑賞。

あらすじ:
夫の死により打ちひしがれたマルタ(シュテファニー・グラーザー)。そんな中、村の男声合唱団の新しい団旗を、仕立て屋だったマルタが作ることに。生地店の美しいレースを見ているうちに、マルタは“パリに自分で仕立てたランジェリーのお店を開くこと”が夢だったことを思い出す。昔の勘を取り戻しながら下着を仕立てあげたマルタだったが、厳格なプロテスタントの村では受け入れてもらえなかった。


希望を無くしたおばあちゃんが、封印していた夢に向かって見事に復活する。どんなに暗い話なんだろう?なんて不安は必要なかった。真の友という存在がいかに素晴らしいか?必要か?という事を考えずにはいられない。そして、情熱というのは年齢に関係なく伝わるのだということが改めて表現されると、実はこんなに嬉しくなるもんなんだなぁという事に気づく。

小さな村で起こる様々な出来事。団旗なんて破れてなければいいじゃないか?とか、下着の店を目の仇にするなんて今時とか思わなくもない。しかし、そういう閉鎖的な村のエピソードが次々と繰り返されるのを見るにつけ、村で生きる為には染まるしかないんだと思いしらされる。小さな村で皆から相手にされなくなったら死活問題。そこを挫折しそうになりながらも正面から立ち向かうマルタおばあちゃんがいい。

色々と考えるところがある作品ではあるけれど、とにかくハッピーエンドでよかった。但し、負けた保守派政党のフリッツも伝統を重んじているだけで、あそこまで凹ませると少々可哀想ではある。(^^;
★4

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