« ボーン・レガシー | Main | 2009年に観た映画 »

December 30, 2009

グラン・トリノ

『グラン・トリノ』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
妻を亡くしたウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)は、二人の息子や孫とも疎遠になった頑固で偏屈な老人だった。朝鮮戦争の帰還兵である彼は、戦場で人を殺した重い記憶から逃れられず、愛犬のデイジー以外には心を開けなくなっていた。かつてフォード社の自動車工だった彼の宝物は、ガレージで眠る72年型の愛車グラン・トリノだった。 ひとり暮らしを続ける彼の自宅の隣に引っ越してきたのは、東洋からやって来たモン族の一家だった。その息子タオ(ビー・バン)は従兄たちの不良グループからけしかけられて、グラン・トリノを盗もうとするが、それをきっかけにウォルトと出会う。タオの姉で人懐っこいスー(アーニー・ハー)とも知り合って、孤独だったウォルトの生活にも潤いが生まれた。父親のいない気弱なタオに対して、ウォルトは男としての誇りを教えていく。
不良グループたちにキズつけられたタオとスー。ウォルトの怒りは爆発した。

グラン・トリノという骨董級の車を、新車ようにメンテしまだまだいけるんだ!と主張するウォルト。彼が信頼できるのは親族に誰一人いなくなったが、隣人の温かさに触れて、ふと仲間を思いだす。そして、骨董品は骨董品であることを受け入れる展開は、非常に分かりやすい。本当にクリント・イーストウッド?と思ってしまった。静かに、しかし、決して投げやりではなく、あくまで信念のもとに行動するウォルト。単なる頑固親父で終わらない格好好さが素敵だし、見ていて楽しい。彼が男であることを象徴するライターを最後に見せられたのがさすがと思った。

そして、タオを演じたビー・バンも大きく成長を見せてくれた。土いじりの女々しい男から、ぶっころしてやる!まで変貌してしまったタオ。それが本当の男の姿なのか?と疑問を感じなくもないものの、アメリカのステレオタイプな男ってこんな感じかな?と思わなくもない。まぁ総じて隙のないメンバーで、スーやヤノヴィッチ神父もよかった。

グラン・トリノは初めて見たけれど、あのタイヤ。コブラの心臓とは納得で、だからあのラジエター。コンディションにこだわったのがよくわかる綺麗な車だった。
死ににいく覚悟で、用意周到に準備し、見事に過去を清算した展開は好き。最後のシーンは十字架に見えなくもない。そこは計算なんだろうな?と素直に受け入れることにした。
★4

|

« ボーン・レガシー | Main | 2009年に観た映画 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80479/47155289

Listed below are links to weblogs that reference グラン・トリノ:

« ボーン・レガシー | Main | 2009年に観た映画 »