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January 30, 2009

アラビアのロレンス

『アラビアのロレンス』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
1916年、カイロに赴いている英国陸軍のロレンス少尉(ピーター・オトゥール)は、トルコへの反乱に意気込むアラブ民族の現状を確かめに向かった。そこで彼は反乱軍の非力を痛感し、アラブ種族をまとめ上げてゲリラ戦へ打って出ることに。やがて、トルコの一大拠点・アカバを巡って激闘を展開し、勝利する。そして、再びゲリラ戦の指揮官として新しい任務(シリア・アラブ共和国の首都・ダマスカスの解放)を与えられ、英軍正規部隊より早くトルコ軍を打倒するロレンス。だが、一方でアラブ同士の争いが起こり、彼も尽力むなしく徐々に孤立していく...。


227分という、かつて無い長編。その理由は、見せる所をしっかり見せる!というこだわりからでした。冒頭 バイクのシーンでは、ローレンスの視線からの映像で何か起きそうな非常に不安定な、やけになっている心理を見事に描写して見せ、砂漠のシーンでは、孤独感であったり、ココは守るべき場所でしょ?という事を明確にしてくれます。それらを一瞬見せるのでは無く、じっくりと見せてくれるんですね。足して失敗する作品は多いですが、足して成功している数少ない作品だと思いました。みとれてしまうという表現は的確ではありませんが、早く次へ!とは思いませんでした。それは見せ方が単調なだけではなく、美しさであったり、威厳であったり、スケール感をじっくり楽しみたい欲求を満たしてもらえたからだと思います。だから印象にも残るんだと思いますね。

さて、物語りはちょっと風変わりなロレンス少尉がアラビアで英雄となるものの、使い終わったらポイされてしまうちょっと悲しい話です。彼は挫折しながらも自身のアイデンティティのため必死に前進します。時に自分は”神”ではない事を確認するかのように逃げだそうともしますが、しかし命令には逆らえず戻ってくるロレンス。結構弱いんだけど、でもアラビアのためとなると結果的に命をかけてしまっているという、刹那的に真っすぐで熱い行動にハッとさせられます。死ぬ思いでアラビアという国を解放に導いたものの、結局は使い捨てられ、時代においていかれた事を悟る事になる悲しさ...。追いつこうと無茶をして、無敵(だって神様)とも思えた人生の幕があっさりと降りてしまうあっけなさ。自分の居場所はあるの?自分は今何処に立っているの?自分には人生をかけられるほどの "何か" はあるの?と確認せざるおえないです。

個人的に、ピーター・オトゥールはキリアン・マーフィと見た目の雰囲気が似てるなぁと思い、そして演技の奥深さも似てる気がするな~と思いました。底が見えないというか、一見すると物腰が柔らかいんだけれど、内に秘め芯の部分はがっちりしていてブレが無い気がするんですよね。そんな所がそっくりで、 凄く良かったし好きです。

前述しましたが、実はストーリーとしては以外とシンプル。しかし4時間近い作品です。余分なシーンはありません。切るところは切ってあるし、見せるところは十分な時間を使って脳裏に焼き付くまで堪能出来る。でも少し疲れました...。今、これだけの作品を作るのは難しいですよね。かといって、2部構成にしてしまい時間を空けてしまうとどうだろ?。最近よく邦画で失敗していますが、そんな感じになりそうです。
評判はよく素晴らしい作品なのは十分に理解出来ますが、でも、4時間という点がやはり疲れました。
★4

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January 19, 2009

K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝

『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』 を劇場で鑑賞。

あらすじ:
1949年、第二次世界大戦を回避した日本の都市、帝都。そこは、19世紀から続く華族制度により極端な貧富の格差が生まれ、ごく一部の特権階級が富を独占する社会となっていた。折しも巷では、そんな富裕層だけを狙い、鮮やかな手口で窃盗を繰り返す怪人二十面相、通称“K-20”が出現し世間を騒がせていた。ある日、サーカス団に所属する天才曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、見知らぬ紳士(鹿賀丈史)から羽柴財閥の令嬢・羽柴葉子(松たか子)と名探偵・明智小五郎(仲村トオル)の結納の儀を写真に撮ってほしいとの依頼を受ける。しかし、それは二十面相の罠だった...。


まず、怪人二十面相は誰だ?という点に重きを置くかどうかで評価が分かれそうです。私は別に誰でもいいや。と、流れに身を任せ娯楽作品をそのまま受け入れるつもりで鑑賞しました。その結果、評価はそれほど悪くなく、概ね満足して帰路につきましたが、謎解きも楽しみにしていた連れはガッカリしていました。確かに、誰が?と考えながら見ていたとすると、それほどヒネリのない結末に物足りなさを感じるのも無理はないなぁと思います。

さて、たいした欲もない純な若者が罠にはめられ、修行の末に怪人二十面相と対決する。その成長過程を描く体育会系の流れの中に、お嬢様との文科系のやり取りが時折挿入される。このパランスは丁度よいと感じました。そして、お嬢様が「良家の子女のたしなみ」で体育会系の方に迷い込んでくる。ちょっと強引に。(^^;
泥棒にお姫様。今にして思えば、「カリオストロの城」をかなり意識して(ぱくって)いるわけですが、「カリオストロの城」好きな私としては、そのストーリーやギミックは全てOK。してやったりなんじゃないでしょうか?。但し、結末の強引さは少し不満ですね。「カリオストロ」ではなく、「怪人二十面相」でエンディングをむかえてほしかったです。

また、貧富の差をテーマの一つとしており、子供達だけでギリギリの生活をしているシーンがありますが、この辺のサイドストーリーは思いきって削ってしまってもよかった気がします。子供達を出さなくても町並みで貧富の差は十分に見えていましたので、無理にサイドストーリーとして挿入している事で発散気味にも感じられました。

変装シーンはM:Iをぱくっていますが、声の仕掛けは見せませんでしたね。(^^; アクションシーンはスピード感があって、修行中は軽い笑いも挿入されていて楽しめました。からくり師の源治(國村隼)がサポートする仕掛けも「カリオストロ」色満載でよかったです。

明智小五郎を演じた仲村トオルと、平吉を演じた金城武、そして令嬢役の松たか子がそれぞれいい感じです。明智の表裏が見事でしたし、平吉のいっぱいいっぱい加減もはまっていました。見た目は令嬢っぽいけどやんちゃな所はあっていました。しかし、台詞を喋ると波を感じない所は人選ミス?。源治が軽くなりそうな作品を地につけており、國村隼を使ったのは大正解だったと思います。

さすが「三丁目の夕日」のスタッフと感じたのは開始早々の帝都を俯瞰で見せるところ。巧いですね~と思いました。東京タワーや羽柴財閥のビルと、下町?の対比。視点を固定せず色をちゃんと見せてくれて、少し懐かしくなりました。
★4

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January 17, 2009

ファイルが見つかりません "Flash.ocx"

『 ファイルが見つかりません "Flash.ocx" 』 というエラーが出るようになりました。

原因はAdobe Flash Playerをインストールしてからです。
スクリーンセーバーに入る時に、Flash.ocx が見つからないとエラーになるようです。

対策ですが、まずAdobe Flash Playerを最新版にしてみます。 ココからdownloadできます。

それでも駄目なら得意の強行手段です。(^^;

1.Flash*.ocx を検索します。
2.見つかった Flash*.ocx を以下の場所にコピーします。
     C:\WINDOWS\system32\Macromed\Flash
3.ファイル名を Flash.ocx にリネームします。
以上で終了です。簡単ですね。

さて、ココからは私の作業内容を書いておきます。
私の環境では、Flash10a.ocx というファイルがありました。
しかも、C:\WINDOWS\system32\Macromed\Flash にです。(^^;
ですので、Flash10a.ocx を同フォルダ上でコピーし、
"コピー ~ Flash10a.ocx" を Flash.ocx にリネームしています。
※万が一、Adobe側で Flash10a.ocx を使うと困るので、このようにコピーしてオリジナルを残す方法をとりました。
  まぁこの辺はちゃんと調べれば要・不要はっきりしますが、面倒だったので...。(Λ。Λ)

Edit - 2012/04/19 -
どうも、新しいFlash PlayerはFlash*.ocxというファイルがありません。
従って、上記のようにリネームする方法は通用しなくなりました。
ちゃんと調べる時間がなく、私はスクリーンセーバーをOFFにしてごまかしています。(^^;
※ちゃんと対策が分かったら追記します

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