« パコと魔法の絵本 | Main | インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 »

December 09, 2008

嫌われ松子の一生

『嫌われ松子の一生』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
昭和22年、福岡県大野島に生まれた川尻松子(中谷美紀)。お姫さまのような人生を夢みる明るい少女時代を過ごし、やがて中学校の教師となる。しかし、ある事件が原因で20代でクビに。その後、愛を求めて男性遍歴を重ねるたびにますます不幸になってゆく松子。いつしかソープ嬢に身を落とし、果ては同棲中のヒモを殺害して刑務所に服役してしまう...。

悲しさと、生きてゆくことと、なにより愛情について、嫌われ者と思い込んだ松子の短い一生を見せることで見事に描ききってみせた作品だったと、やっとそう思えるようになりました。非常にアップテンポな展開。この辺は中島哲也監督の過去作品からして想像出来たものではあるんですが、松子の不幸な、確かに嫌われている(ような)人生を永遠と見せられたことによって、最終的なテーマに気がつかないままエンドロールも終わってしまったんです。
見終わった直後は”何これ?”って思いました。正直な話。しかし、少し時間をおいてみると、人生再出発の物語りだったんだと気がついたんです。希望を持てる作品だったんだと。まさに松子の最後のように、少し救われた思いでした。つまらなかったのではない。自分でつまらなくしてしまっていたんだと知った時は恥ずかしかったなぁ...。(^^;

何よりも父親の愛に飢えていた松子。全てを犠牲にしても得られなかった(と思っていた)松子を中谷美紀が演じていますが、教師からソープ嬢、ぶくぶく太った浮浪者並みの末期まで、本当にビックリしました。ちょっと普通じゃない松子だったのも幸いしたのかな?その辺の判断は難しいですが、強弱良かったと思います。少しイメージが変わったのは間違いありません。注目すべき役者さんなんだなぁって感じました。なにげに松子の兄や、その息子である川尻笙(瑛太)もよかったです。中島哲也監督はキャスティングがうまいなぁと思いましたね。

映像は少し衝撃的な映像も交えた遊園地的な描写で、これは好みが分かれそうです。「パコと魔法の絵本」よりは”すっ”と入れたような気がしますが、お化け屋敷的な部分が続くので、後半疲れてくるかもしれません。ってか疲れました。

さて、難しい評価です。正直言って直後は★2でした。ただ暗いイメージが先行してしまいましたからね。今はというと、最後に希望を見せて終わった...。その1点で評価upしたと思いますが、ちょっと都合良すぎる気もしますよね?。それが松子の人柄だから...とも言えるんですが、やっぱ何か引っかかる。”希望を捨てなければ拾う神あり”というのは分かるももの、それでも...。
★3 がいいところかな?。

|

« パコと魔法の絵本 | Main | インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80479/43366548

Listed below are links to weblogs that reference 嫌われ松子の一生:

« パコと魔法の絵本 | Main | インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 »