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December 22, 2008

ショコラ

『ショコラ』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
北風の強い冬のある日、フランスの小さな村に真紅のマントに包まれた母ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)と娘アヌーク(ヴィクトワール・ティヴィソル)がやってくる。その村は、伝統を重んじる村長レノ伯爵(アルフレッド・モリーナ)の睨みがきいた村で、ちょうど伝統の断食期だった。ヴィアンヌは教会の鼻先にショコラ(チョコレート)店を開くが、教会に行かず、断食期にショコラ店を開くなどレノ伯爵の印象は最悪だった...。勿論、規律に守られた?村民達も、店に興味はあるものの、異種文化を受け入れようとはせず、元々変人扱いされていた村民を除き交流が生まれることはなかった。そんな時、村にジプシーのルー(ジョニー・デップ)達が流れつく。村はもちろん受け入れない。ヴィアンヌを始め、数名の仲間はルーと交流を持つようになるが、それを知ったレノ伯爵は正義の名のもとにルー達を追い払おうとする...。

自分を奮い立たせるため、強気を装い、しかし最後は逃げてきた人生。ショコラの力を信じてはいるものの、最後はやはり勝てない...。そして、今回も負けてしまう...が、偶然にも奇跡はおきた!王道です。それはショコラの力だったのだろうか?ヴィアンヌの努力が結ばれたからだろうか?アヌークの思いからだろうか?それとも、ルーの存在があったからだろうか?恐らくは、全てだったんだろうと思わせる物語の流れが心地よい。対するレノ伯爵の存在も、容姿を含めウォーミングであり、いかにも堅物的な雰囲気で作品のバランスが保たれていたように感じた。

また、主題にもなっているショコラの威力。確かに奇跡はおきるかも!と思わせる展開なのだけれど、少し残念なのはその美味しさが画面的に伝わってこなかったこと。商品そのものに力はなく、あくまでヴィアンヌの心が村人の本心を引き出させたのかもしれないけれど、でもレノ伯爵の変貌を見てしまうと商品にもなにかしらの力があったと感じてしまう。その魅力いっぱいの”ショコラ”を見せてもらいたかったと思いました。

ルー役のジョニー・デップがいい感じでした。脇役として格好良かったです。ホントこの人の幅は広いんだなぁとつくづく。8年前かぁ...若い!。(^^) レノ伯爵も良かったですね。自分自信を守るために村を守る。この勘違いした正義感がしっかり表現されており、悪役?としてしっくりしていました。う~ん。女優陣はそつがなかったものの、逆にインパクトも無かった気がして残念です。病気のアルマンド(ジュディ・デンチ)が印象に残っているくらいでしょうか?。ジュリエット・ビノシュはもう少し頑張って欲しかった気がします。

寒々とした村を冬の季節で表現してしまったのは、分かりやすいもののどうなんでしょう?。もっと移動しやすい季節で作って貰い、映像の力で冷えた空気感をだして貰うともっと良かった気がします。その辺がアメリカ映画っぽいんですよね。フランスの村なのに英語話すし...┐('~`;)┌。その辺をもう少し慎重に作って欲しかったなぁ。
★3

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