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December 30, 2008

空中庭園

『空中庭園』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
「何事もつつみ隠さず、タブーをつくらず、できるだけすべてのことを分かち合う」それが、母親らしいことを何ひとつしてくれなかったさと子(大楠道代)への反発から、いつも笑顔で幸せな家庭であり続けようとする絵里子(小泉今日子)の決めた京橋家のルールだ。だが、絵里子の意に反して、家族はそれぞれに秘密を持っていた。夫の貴史(板尾創路)は麻子(永作博美)とミーナ(ソニン)と言うふたりの愛人の間を行き来し、娘のマナ(鈴木杏)は不登校を続け、建築物に興味を持つ引きこもりがちな息子のコウ(広田雅裕)は父の愛人と知らずにミーナを家庭教師に迎えてしまう。そんなある日、絵里子はさと子とミーナの合同誕生パーティを開く。ところが、酔っ払ったミーナのお陰で家族の秘密が次々に露呈、絵里子の築き上げてきた家庭はもろくも崩れ去った。しかし、自身の誕生日。さと子からのバースデイ・コールによってわだかまりの解けた絵里子は再生することが叶い、プレゼントを抱え帰宅して来た家族を温かく迎えるのであった。

先に本を読んでいました。こちら

ルールを作り、そのルールを守るフリをして幸せを手に入れたフリをする家族が、ある時、全員が隠し事しないというルールを破っていたという話。そこから何が生まれるのか?が問題で、本での感想は人生ってドロドロだよって...。しかし、ドロドロだっていつかはちゃんと形になるもの。さらっとした人生なんて実は少ないんじゃない?って。私もそう何だろうなぁ...って思いました。映画でどうなるんだろ?と期待しましたが、前半はストーリーをなぞるだけ。単調で眠くなります。後半は血の雨を降らせてみたり、一変して過剰な演出。確かに本をベースにしているんですけど、壊れる所”だけ”を派手に見せたかったんでしょうか?。で、あっけないエンディング。どうにも説得力がない気がしました。もう少し深いと思うんですけどね。

小泉今日子は怖いくらいに理想家族である続けようという、そして裏の顔を持つ絵里子にピッタリでした。板尾創路もコミカルな役を無難にこなしており、まぁ大きな問題はないキャスティングだと思いました。

理想と思われた”ダンチ”が壊れてゆく描写はなかなかだったと思います。この作品に何を求めるか?ですが、角田光代さんの世界観を求めてしまうと厳しいかもしれません。
★2

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