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August 25, 2008

恋愛睡眠のすすめ

『恋愛睡眠のすすめ』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
シャイで不器用な青年ステファン(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、仕事も恋愛も失敗ばかりの冴えない人生を送っていた。ある時、メキシコで一緒に暮らしていた父が他界し、彼は母の暮らすパリへと帰郷する。母が大家をしているアパートに住み、仕事先も見つけてもらったステファンだったが、結局それまでとあまり代わり映えしない日々に落胆する。そんなステファンの隣の部屋には、引っ越してきたばかりの知的な女性ステファニー(シャルロット・ゲンズブール)がいた。いつしか彼女に恋してしまったステファンは、現実とは裏腹に、夢の中ではステファニーと理想的な恋愛を繰り広げていくのだが...。

現実ではパッとしない主人公が夢の中で理想的な人生(恋愛)をおくる。しだいに現実と理想の区別がつかなくなって...。で?。理想と現実が混同しないように、あえて夢の世界はダンボールやセロファンを使っているが、これをファンタジーと解釈するか、手抜きと判断するかで評価が分かれるのかな?と思います。少なくとも私は夢の世界が馴染めず、夢なのにアニメチックな世界で、ステファンは本当に現実と混同するの?と疑問を持ってしまいました。やはり、リアルな映像でありながら、しかし夢と現実がはっきり区別できる演出。そうであって初めてスタートラインにたてたのかな?と思うんです。ここは前述した通り好みですよね。

何をやってもうまくいかない青年が夢の世界で芸術家となる夢を叶え、好きな人と理想的な恋をする。その発想は面白くて、これって現実?夢?と見る側に希望を持たせるのも有効だったのかなと思います。そして最後に主人公は現実と夢の区別がつかなくなり本人はハッピーエンド。ステファニーはどうだったんでしょう?。最初の印象は易しく見守っているように見えました。しかし...。瞬間、母性本能云々あるのかもしれませんが、やはり続かないでしょう。メキシコに戻る直前でしたしね。実は寝ている間しかかなわぬ恋でしかないというシビアな内容。ちょっと以外でした。すべてハッピーエンドを予想していたので...。

演技の面で特に気になった所はありませんでした。良くもなく悪くもなく...。どんどんステファニーが素敵に思えてきたような気がするのは彼女の本質的な魅力なんでしょうね。そういう意味では良かったかも。ステファンは特に印象に残りにくい感じでした。物語全般として、極力余計な人を排除しているのは好印象で、意味もなく複雑な人間関係などはないので映画素人でも問題なく見ることが出来ました。この辺は何を見せたいのか?を作り手側の思いがはっきりしていて良かったんじゃないでしょうか?。

映像は現実世界で言えば変わったカメラワークなどなく、マクロや俯瞰的な視点もないので、少し物足りない気もしますが、大きな不満も感じませんでした。夢の世界では小物を活用し”作った夢”を再現する手段として面白かったと思いますが、前述した通り、個人的な好みとしては、小物を使わず映像的(モノクロームにするとか?)な変化の方が好きだったかな?と思います。
★3

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