« July 2008 | Main | September 2008 »

August 29, 2008

キューティーハニー

キューティーハニー』 をTVで鑑賞。

あらすじ:
 普段は明るいだけが取り得のドジな派遣OL如月ハニー(佐藤江梨子)。しかしそんな彼女の正体は、世界屈指の科学者・如月博士により創り出された無敵のパワーを持つアンドロイド“キューティーハニー ”。ある日、今は亡き如月博士の遺志を継ぎ、ハニーのパワーの秘密である“Iシステム”を研究する宇津木博士が誘拐されてしまう。犯人は“Iシステム”を狙う秘密結社パンサークロー。海ほたるに籠城した犯人に対して、秋夏子警部率いる警察は手も足も出ない。と、その時、“ハニーフラッシュ!”の声とともにキューティーハニーが姿を現わし、犯人一味を次々と倒して、捕えられていた博士を助け出すのだった。

まぁ期待せずどんなもんかな?くらいの気持ちで、昔録画しておいたTV放送を観ました。やっぱり期待していなくて良かった...。(´ー`)┌ 展開的にはヒーロー・ハニーと悪の対決って感じでシンプルでB級ならいいんじゃない?とも思うんですが、キャラクターが濃すぎて完全に子供向け?ってくらいの衣装。なのに子供には刺激の強いハニー。落とし所が分かりません。何を観るか?によるでしょうが、佐藤江梨子のファンではない私は観るところ無し...。
まぁ冒頭の下着シーンは「いいんかい?」と、巻き戻してもう一度観てしまいましたが、ほんと最初の1分ほどで、あとは退屈なだけ。

悪との戦闘シーンも頑張ったんでしょうが、どうも凄さを感じない、制作者側の自己満足で終わっている気がしますね。この程度のVFXなら見慣れてしまっていますからねぇ...。変に現実的なシーンはあって、何を見せたいのか分かりませんでした。なので終盤、寝てしまっていました。もしかしたら?と疑問を持ちながら見逃したシーンを観ましたが、やっぱり ┐('~`;)┌ だった。

TV録画で良かった。でもHDDの容量厳しくてDVD-R使ってしまったんですよ。メディア代がもったいなかったなぁ。
★1

| | Comments (0) | TrackBack (1)

August 27, 2008

ハチ公物語

『ハチ公物語』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
秋田県大館の近藤家の紙屋では、牝犬アカが4匹の仔犬を出産した。数少ない純粋な秋田犬誕生の報告が、県庁の土木課長・間瀬の元に届けられ、間瀬はそのうちの一匹をプレゼントすると東京の大学教授、上野秀次郎(仲代達矢)宅へ知らせが入る。電話を受けた一人娘の千鶴子(石野真子)は大喜で両親を説得、何色を示す二人を押し切り飼うことになるのだが、到着当日からフィアンセ・森山積(柳葉敏郎)と突然のデート。到着した仔犬は死んだようにグッたりとしていたが、教授がミルクをあげるとまもなく元気を取り戻した。仔犬の面倒は自分で見ると約束していた千鶴子だが、まもなく妊娠をきっかけに結婚し上野家を出てゆき、仔犬の世話は教授が見る羽目となる。ハチと名を付けられ、教授を渋谷の駅まで送り迎えするのがハチの日課となるまでにお互いを必要とする関係になっていた。しかし、教授が脳溢血で倒れる。妻・静子(八千草薫)は和歌山の実家に帰るのだが、ハチは、毎日午後5時半になると渋谷駅で教授の帰りを待つのだった。そうして、昭和10年3月8日、雪の中でハチは教授を待ちながら13年の生涯を閉じた。

渋谷の忠犬ハチ公と言えば知らない人の方が少ないと思いますが、そのハチの生涯を描いたこの作品は、よほどの事が無い限り題材として間違いないだろうという事は想像に難しくありませんでした。そして、思った通り、ハチと主人の関係が濃密に描かれ、また、主人が他界された後の人々も人情とか優しさとかが心にしみます。一方で、言うことを聞かない犬など知ったことか!と言う人もちゃんといて、メルヘンチック過ぎないバランスになっているのが好印象でした。このように、世間の優しさと厳しさのが描かれ、そこにハチがいて、時にやんちゃで、時に忠実でけなげな振るまいをみせてくれる。間違いの起こるハズがないように思いました。

そして、この作品を素晴らしいものにしている一つとして、大学教授でありハチの主人を演じた仲代達矢氏でしょう。嫁いだ娘が帰ってきてもハチのノミ取りをやめない。娘の夫に風呂を炊かせ、ハチと風呂に入る。そういうエピソードがしっかり印象深く残るんです。普段は威厳があり、しかしハチと対する時のギャップ。イメージとも合い良かったです。また、その他も方も非常に無難で、八千草薫さん、石野真子さんをはじめとする女性陣や、長門裕之を筆頭にハチを守る男性陣。ハチという存在が全面に出ながらも、義理人情の物語でもあったりして2倍楽しめた気がします。

21年前の作品ですから勿論今のようなくっきり映像ではありません。でも、不思議だなと思いましたが、そこが哀愁漂う終盤と妙にあっていていいんですね。今作ったらちょっと悲しみがダイレクトに突き刺さりそうで、だから天から見た映像を使ってみたりするのかな?などと感じました。
★4

| | Comments (2) | TrackBack (0)

August 25, 2008

恋愛睡眠のすすめ

『恋愛睡眠のすすめ』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
シャイで不器用な青年ステファン(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、仕事も恋愛も失敗ばかりの冴えない人生を送っていた。ある時、メキシコで一緒に暮らしていた父が他界し、彼は母の暮らすパリへと帰郷する。母が大家をしているアパートに住み、仕事先も見つけてもらったステファンだったが、結局それまでとあまり代わり映えしない日々に落胆する。そんなステファンの隣の部屋には、引っ越してきたばかりの知的な女性ステファニー(シャルロット・ゲンズブール)がいた。いつしか彼女に恋してしまったステファンは、現実とは裏腹に、夢の中ではステファニーと理想的な恋愛を繰り広げていくのだが...。

現実ではパッとしない主人公が夢の中で理想的な人生(恋愛)をおくる。しだいに現実と理想の区別がつかなくなって...。で?。理想と現実が混同しないように、あえて夢の世界はダンボールやセロファンを使っているが、これをファンタジーと解釈するか、手抜きと判断するかで評価が分かれるのかな?と思います。少なくとも私は夢の世界が馴染めず、夢なのにアニメチックな世界で、ステファンは本当に現実と混同するの?と疑問を持ってしまいました。やはり、リアルな映像でありながら、しかし夢と現実がはっきり区別できる演出。そうであって初めてスタートラインにたてたのかな?と思うんです。ここは前述した通り好みですよね。

何をやってもうまくいかない青年が夢の世界で芸術家となる夢を叶え、好きな人と理想的な恋をする。その発想は面白くて、これって現実?夢?と見る側に希望を持たせるのも有効だったのかなと思います。そして最後に主人公は現実と夢の区別がつかなくなり本人はハッピーエンド。ステファニーはどうだったんでしょう?。最初の印象は易しく見守っているように見えました。しかし...。瞬間、母性本能云々あるのかもしれませんが、やはり続かないでしょう。メキシコに戻る直前でしたしね。実は寝ている間しかかなわぬ恋でしかないというシビアな内容。ちょっと以外でした。すべてハッピーエンドを予想していたので...。

演技の面で特に気になった所はありませんでした。良くもなく悪くもなく...。どんどんステファニーが素敵に思えてきたような気がするのは彼女の本質的な魅力なんでしょうね。そういう意味では良かったかも。ステファンは特に印象に残りにくい感じでした。物語全般として、極力余計な人を排除しているのは好印象で、意味もなく複雑な人間関係などはないので映画素人でも問題なく見ることが出来ました。この辺は何を見せたいのか?を作り手側の思いがはっきりしていて良かったんじゃないでしょうか?。

映像は現実世界で言えば変わったカメラワークなどなく、マクロや俯瞰的な視点もないので、少し物足りない気もしますが、大きな不満も感じませんでした。夢の世界では小物を活用し”作った夢”を再現する手段として面白かったと思いますが、前述した通り、個人的な好みとしては、小物を使わず映像的(モノクロームにするとか?)な変化の方が好きだったかな?と思います。
★3

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 07, 2008

舞妓Haaaan!!!

『舞妓Haaaan!!!』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
 鈴屋食品の東京本社に勤務する平凡なサラリーマン、鬼塚公彦(阿部サダヲ)。彼は高校時代に修学旅行先の京都で舞妓・小梅(京野ことみ)に出会って以来、熱狂的な舞妓ファンとなり、いつかは “舞妓はんと野球拳”という究極の夢を抱いていた。まだ“お茶屋”で舞妓と遊んだことがない公彦だったが、念願の京都支社への転勤が決まり、同僚OLの彼女、大沢富士子(柴咲コウ)をあっさりと捨てて京都入り。はじめは“一見さんお断り”の壁に跳ね返されるものの、お茶屋の常連だった社長・鈴木大海(伊東四朗)から“仕事で結果を出せば連れて行ってやる”と言われ、しゃかりきに働き、ついにお茶屋デビューを果たす。そして公彦は、いよいよ念願だった舞妓との野球拳を実現しようとするのだが、そこで宿敵の内藤貴一郎(堤真一)と出逢ってしまい維持の張り合いが始まってしまうのだった...。

とにかくスピード感が凄いです。早送りではないかか?(事実早送りの部分もありますが)と思うほど公彦のテンポが早く、疲れた~と息つく暇すら殆ど無い。夢を実現するために普通考えられない奇跡を起こし続けます。つまりこの作品は緩いんだよ~と早々に主張し、それ故に多少のアラは気にならなくなくなります。開始早々のブリーフ姿。しかも彼女・富士子の前。こりゃそういう覚悟で見るのね!って思いましたよ。えぇ。(^^; しかし、徹底した娯楽作品なんだと思って見ていると、何やら終盤になって雰囲気が変わってしまうんです。あれ?って思いました。夢と現実のギャップに嘆き、敵の素顔を垣間見てしまう事でテンションが下がってしまう。こっちもテンションが下がってしまいました...。どうせならば最後まで爆走し、最後の最後、ちょっとだけホロッとさせて終わる。個人的には、その”ちょっと”のさじ加減が合わなかったなぁと感じてしまいました。

キャスティングは、まず公彦を演じた阿部サダヲと、舞妓さん数名がポイントですが、まぁ良かったんじゃないか?と思います。緩い作品なりに締める所とおまけ的な所のメリハリはあったんじゃないかと感じました。柴咲コウ、京野ことみはすぐに分かったんですが、No.1舞妓・豆福が実は酒井若菜だということを今知りました。いやぁ綺麗でしたね。似合っていたと思います。言えば、内藤貴一郎を演じた堤真一がぴったりははまっていなかったというか、羽目を外す雰囲気を感じない印象(実は違うんでしょうけど)がないので若干の違和感があったかな?くらいです。

町並みも綺麗でしたし、一方で会社の雑踏の雰囲気もよく、バランスよくコメディタッチで描かれていましたね。そのギャップが公彦の夢を強調する役割の一部を担っているハズですが、うまくいっていたと思います。中盤から後半のつなぎがもう少しシンプルだとよかったんですけどね。
★3

| | Comments (4) | TrackBack (3)

« July 2008 | Main | September 2008 »