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May 29, 2008

スーパーの女

『スーパーの女』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
スーパー“正直屋”の専務・小林五郎は、商品も売れず、店員も覇気がなく困り果てていた。ある日、五郎はライバル店へ調査に出向いたところ、偶然幼馴染みの井上花子と再会する。五郎はスーパー好きである花子の鋭い視点を買って、花子を正直屋で雇う。花子は早速問題の解決に取りかかるが、プライドだけは高い職人たちの協力を得られず苦労する。それでもめげない花子は的確な改善策を提案し成果を上げ始めるのだが...。

今ならまさに舟場吉兆。偶然ですけどタイムリーな作品を既に8年前に送り出していた伊丹十三監督。なんとなく見逃していたのを思いだしレンタルしてきました。

激安の裏には理由がある。そんな舞台裏と、商売が下手なくせに職人意識が強く激安店と勝負出来ない”正直屋”。”正直屋”と言う店名のわりに”嘘だらけ”の現状...。正義は悪に勝つというシンプルな展開に加え、激安の実態と、スーパーの舞台裏を”ばーん”と見せる事で見ている者の心をつかみますね。それは正に自分に当てはまる可能性があって、いつも行くスーパーはどうなんだろ?と思ってしまうわけで、そこが狙い目だからドンピシャなんだなぁ。巧い。

もう一つはリズム感の良さですね。分かりやすいテーマを飽きさせる事なくどんどん展開させてゆく。その上にキャラが乗っかって踊りでも見ているかのようです。こうなって欲しい!という観る側の欲求を満たしジェットコースターのように突き進む。いいんじゃないでしょうか。

キャスティングはまぁまぁでしょうか?特別不満はありませんが、分かりやすいキャラってのは時に展開が先に見えてしまう危険もあり、三宅裕司氏がこっちにつくのは目に見えたし、六平直政氏が暴走するのも何となくね...。(^^;

さて、これは理想のスーパーなわけで、実際には安売り大魔王と同じ部分って多少なりあるのかなぁ?と思ってしまいます。勿論、スーパーに限定せずです。カップラーメンを作っている友人は自社の製品を買わないと言っていましたし、これまでも定期的に食品の衛生問題は新聞を賑わせています。所詮は利益追求。客の笑顔の前に儲けありなんですよね...。この作品のパワーを持ってして8年経過しても変わらない現状。
消費者が賢くなるしかないんですかねぇ...。(つд`)
★4

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