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February 02, 2008

ワールド・トレード・センター

『ワールド・トレード・センター』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
2001年9月11日のニューヨーク。港湾警察ではいつものように業務引き継ぎがなされ一日が始まった。その矢先、市内を巡回中の警官に緊急招集がかかる。TVでは世界貿易センタービルに爆発があったとの報道が流れ、小型飛行機が激突したとの報道も...。即座にジョン・マクローリン巡査部長(ニコラス・ケイジ)を中心とした救助部隊が結成されWTCに向かう。地下で酸素ボンベを準備し、いよいよ救助のため上階に向かおうとした矢先突如天井が崩れ落ち、マクローリンとウィル・ヒメノ(マイケル・ペーニャ)をはじめとした隊員達はエレベータシャフトに逃げるも生存確認出来ないが、生き埋めで動けない状況に追い込まれる。動く事ができず、互いの生存は会話でのみというマクローリンとヒメノは、助けを待つ間、つたない会話と僅かに見える明かりだけが希望だった...。

テロが起き、警官が救助に向かい、WTC崩壊に巻き込まれ、軌跡の生還をとげる。という話。いまだ記憶に新しい9.11自爆テロ。その凄まじい悲劇の中で、英雄伝説?をプックアップした作品となるのだが、史実であったにせよ、この作品を今世に送り出す意味があったのだろうか?と少々疑問。英雄は彼らだけではないし、そもそも多くの被害者と遺族をないがしろに英雄物語が必要である理由が分からない。

ストーリーはドキュメンタリー性を重視してか、非常に淡々と進む。一見して9.11自爆テロの記録映画とも思えるけれど、前述した通り英雄作品は必要としておらず、従って生き埋めになってからというもの退屈きまわりない。

巡査部長にニコラス・ケイジを使っているが、顔すらまともに見えない状況では彼の味も何もなく、単なるプロモーション対策にすら思えてくるし、ヒメノ役のマイケル・ペーニャが健闘しているようにも思えたが、ぶつぶつと回想シーンを挿入されよく分からなくなってしまっている。

映像的には、生き埋めなのだから当然暗いシーンが主になるのは分かるが、安直に照明を落として撮影しているだけでは、見づらくしているだけで目が疲れる。物語の平坦さに加え、演出面での暗黒感が見えてこないので眠気を誘う。脚本作りの安易さ、キャスティングを殺した作風、見せ方のつまらなさなど、マイナス面だけが記憶残った作品となった。9.11自爆テロ犠牲者の遺族などは憤慨しているらしいが、当然だと思う。
★1

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