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February 10, 2008

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』 を劇場で鑑賞。

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あらすじ:
19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を開き、妻子と幸せな生活をおくっていたベンジャミン・バーカー(ジョニー・デップ)。しかし、彼の幸せは、妻(ローラ・ミシェル・ケリー)に一目惚れしたターピン判事(アラン・リックマン)により一変。判事により無罪の罪で15年間投獄されてしまう。15年ぶりにロンドンに戻るが妻子の姿は無く、階下でパイ屋を営むミセス・ラベット(ヘレナ・ボナム=カーター)から、妻は自殺し娘はタービンに幽閉されている事を知り、自らを”スウィーニー・トッド”と呼び復讐を誓う。チャンスは突然やってきた。しかし一瞬の躊躇によりタービンの復讐に失敗したトッドは、腕を磨くため客を次々とカミソリで殺害。死体は階下のラベットが極上のパイを作る材料に使って処分し、ロンドン一不味いパイ屋は評判のパイ屋に変わる。殺人鬼となったトッドにはもはやパーカーの頃の面影は無く、再び復讐のチャンスが訪れるのだが...。

最初に、刃物系で血を見ることになる...というのはかなり苦手な分野だったので映画館へ行くかどうか悩みました。決め手はジョニー・デップ & ティム・バートンということもあり行ってみることにしたのですが...。苦手なものはやっぱり苦手...ですね。δ(⌒~⌒ι)

さて、ミュージカルを映画化していることもあり、限られた時間の中で物語りはしっかり完結していました。スウィーニー・トッドというタイトルが出てくる冒頭、血があらゆる所をつたってゆくシーンがからして何かがおきそうな予感がしたし、本編が始まった直後の一見モノクロームかと思わせるロンドンの街並みや、悪臭を感じる映像はCGと分かっていても素晴らしいと思いました。また、妻子と幸せに暮らしていた頃の華やかな仕上がりも明暗はっきりしていて非常に分かりやすかったですね。

当たり前だけれど、スウィーニー・トッドが次々と人を殺してゆく。1度失敗した復讐。次のチャンスを逃さないよう、殺しが事務処理になるように訓練をつむ。この感覚に麻痺してしまいそうなのが非常に怖かったし、それこそが目的であり、心の闇(病み)を的確に表現していたと感じながらスクリーンに釘付けでした。最後、人格が変わり乞食になった妻や父親の顔を知らないとはいえ、娘と相対しても心を闇に売ってしまったトッドはパーカーに戻れなかった...。そこが見せ場であるし、残念な点だし、期待通りとも言えるんだけれど、やっぱり悲しい。

キャスティングは申し分ないです。ジョニー・デップは勿論、ヘレナ・ボナム=カーターやアラン・リックマンなどドンピシャ。強いてあげればミュージカルらしさがもう少し...というところでしょうか?。最新見た中では「RENT」、少し前なら「オペラ座の怪人」がミュージカルを映画化したものとして観ていますが、声量や感情表現などは一歩劣るような印象です。それでも十分及第点ですが。

評価としては、冒頭に書いた通り、刃物&血という事もあり、しかし作品としての完成度は高い印象を受けたので★3

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