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January 04, 2008

ダイハード4.0

『ダイ・ハード4.0』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
ワシントンDCのFBIサイバー犯罪部がハッキングされた。FBIは名だたるクラッカーの一人であるマット・ファレル(ジャスティン・ロング)を本部に連行するようジョン・マクレーン刑事(ブルース・ウィリス)に命じる。軽い気持ちで引き受けたマクレーンだったが、マットを連行しようと自宅を訪れた矢先、謎の集団が襲撃する。激しい銃撃から何とか逃げ切ったものの、FBI本部への道中、信号機の異常動作に遭遇。何かが起こっていると感じ先を急ぐのだった。電力ハブと呼ばれる発電所の1箇所をテロリストに乗っ取られた事を知ったマクレーンやFBIは、その後、9.11テロによってあらゆるデータが秘密裏に集中管理されている事を知る。まさに犯人はその全てのデータをまとめて手に入れようとしているのだが、手段を選ばず攻撃するテロに立ち向かうマクレーン達の方策は?。そして、国家秘密を知る犯人の正体と意図とは?。

単身。ボロボロになりながらも正義感故にギリギリ現場に踏みとどまり知恵をしぼる。パソコンとか難しいことは分からないけど、その辺にある物を駆使して凄い敵に向かってゆく。ハズだった...。(´ヘ`;) 1作目のナカトミビルでは、相手の銃やプラスチック爆弾をくすね、素足でアル・パウエル巡査部長とのコンビが印象深い。2作目の空港占拠も同様のテイストだった。しかし3作目で完全にスーパーマン化してしまい、本作は絶対死なない安心感が漂っている。故にハラハラしない。しかも、本当にマクレーンが主役なんだろうか?と思うほど脇役であるハッカー青年の活躍が目覚ましい。で、話がITよりなもんだから、マクレーンのみならず観客も分かりにくい。はっきりマクレーンvs敵 という構図が見えにくくなってしまっているように感じた。

ところで、VFXはさすが目覚ましい進歩をとげているのは改めて言うまでもなく素晴らしい。最新型のヴィトール機(F-35)やカーチェイスシーンが代表的だが、標準レベルだと思う。極上ではなく、これが普通など感じてしまうのは馴れのせいで、恐ろしい。1作目の終盤。犯人ハンスがビルから転落するシーンなどとは比較にならないのは間違いないと思う。(^^;

キャスティングは無難なのか?となると疑問。ブルース・ウィリスは主役として必要だったとしても、パウエルはいないし、悪役もインテリ系なので迫力にかける。やってる事は十分に極悪なんだけれど、その辺が伝わってこなかったのが残念。娘も父親を好きなのか嫌いなのか?自分がピンチになったらマクレーン頼みってのは疑問だし、その心境変化の過程が演技に出ていないのでなんじゃそりゃ...という印象。その他、FBI捜査官はまずまずとして、他の警察関係者も全く影が薄く、マクレーンだけ走っている感じ。

これは、もはやダイ・ハードと呼べないのではないだろうか?。単なるアクション映画としては成立しているものの、知恵を絞り孤軍奮闘するアナログ的マクレーンを期待すると裏切られる事間違いなしである。
★3

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