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November 22, 2007

ALWAYS 続・三丁目の夕日

ALWAYS 続・三丁目の夕日』 を劇場で鑑賞。

Zoku3chome

タイトルの通り、2005年に公開された『ALWAYS 三丁目の夕日』 の続編となる。

あらすじ:
昭和34年春。茶川竜之介(吉岡秀隆)はスランプ状態。そこに淳之介(須賀健太)の実父・川渕康成(小日向文世)が淳之介を引き取ろうとやってきたのだった。鈴木オートには、則文(堤真一)の親戚が事業に失敗し、娘・美加(小池彩夢)を預けに来た。この娘がお嬢様で、一平(小清水一揮)とぶつかることになる。石崎ヒロミ(小雪)はというと、茶川への想いを捨てきれないまま踊り子をしていた。環境はどんどん変わってゆく。東京タワーは完成し、東京駅や羽田空港、新幹線の登場など。土地開発も進んでいた。そんな中にあっても夕日町三丁目は変わらぬ時間の流れが存在し、それぞれが日々暮らしているのだが...。

はっきり言ってしまえば、やっぱり「続編はやめておいた方がよかった」ですね。前回は東京タワーという視覚的なシンボルがどっかりとあって、そこに住民のエピソードがバランスよく抽出されていて”昭和”に触れることが出来たのですが、今回は茶川が芥川賞に向け頑張る話と、茶川と淳之介を巡る話がメインであり、まぁ時代が”今”でもいいんですよね。ようするに、前作のキャスティングをそのまま引き継いだため、ネタが無くなり新鮮さが感じられないんです。典型的なPart.2という感じなのが痛々しい...。
オープニングのVFXにも衝撃を受けました。えぇっ!?。幾ら夢でもそりゃ無いんじゃないの?( ̄□ ̄;)!!。全体的に”昭和”を感じさせない雰囲気となっていますが、更に事態を悪化させていますね。振り返ってみての感想ですけど。則文の切れっぷりもいい加減に見飽きてきますし、やっぱり続編はやめときゃ良かったのに...に辿りついてしまいますね。

時代やキャスティングに縛られた感じがあるわけですが、それ故に、俳優陣の演技は子供から大人まで良かったと思います。最後の砦は守られたって感じですね。もっと東京タワーを使ってくれたら...と思うと残念です。則文の高所恐怖症だったり、一平と美加の話にしてもいい。もう少し面白くなったんじゃないかな?と感じます。

総じて印象の薄い作品になってしまっており、現実にはありえない、偶然のシーンが多い本作は殆ど記憶に残らないだろうと予想します。実は劇場で見てから今の時点で2週間ほど経ってしまっていますが、どんどん記憶から消えていっています。さすがにもうこれで終わりだと思いますが、そこまでして続を作りたかった日本映画界を見るとハリウッド化してきているようで心配です。
★3

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November 10, 2007

マイアミ・バイス

『マイアミバイス』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
マイアミ警察のジェームズ・ソニー・クロケット(コリン・ファレル)刑事とリカルド・タブス(ジェイミー・フォックス)刑事は情報漏洩の原因を調べるため、麻薬組織の潜入捜査を命じられた。

スイマセン。途中で寝てしまいました。で、普通はもう一度見るんですが、なんとなく序盤がつまらなかったので観ていません。なのでちゃんとした結末も知りません。でも評価だけは付けちゃいます。(Λ。Λ)

そういうわけでちゃんとしたエントリーにはならないんですが、とにかく駄目駄目っぽい空気が蔓延していたわけですよ。ありがちな適当ストーリーに俳優だけで売っちゃおうというハリウッド臭がプンプンしたわけです。なので退屈して寝てしまい、特に残念でもなかったので、もうこの作品はいいかな?という感じ。

もしかしたら予想が外れ物凄く面白かったのかもしれません。もしそうならどなたか教えて下さい。もう一度レンタルしてこようと思います。アクションは期待出来るのかな?。
★2

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ユナイテッド93

『ユナイテッド93』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
2001年9月11日。アメリカに震撼が走った。いまだに記憶に新しい同時多発テロ。ハイジャックされ、唯一標的を外した1機。それがユナイテッド航空93便。本作は、そのユネイテッド93便の離陸から墜落までの全てを、地上関係者の対応も含め、リアルタイム性を重視して乗客・犯人のやり取りを描く。勿論、機内の出来事は推測の域を出ないが、可能な限りノンフィクションに仕上げられている記録映像となっている。

あのWTCに民間機が突っ込んだ映像は日本人である私にも衝撃的で、恐らく忘れることのない出来事の一つだと思う。同時多発テロ。ハイジャックされた民間機4機のうち、1機の全てがここにある。実は「操縦席に突入出来ていない」という噂話を聞いた。軍が撃墜したのではないか? という噂話も聞こえてきた。しかし、この映画はそういう不確実な噂は捨てて、乗客が懸命に機を取り戻そうとした事実として見ていいんだと思う。

特別な仕掛けなどない直球ストーリーだし、オスカー俳優もいない。ただただ目の前に展開される”事実”を目に焼き付けるばかりであり、娯楽性を期待すると大火傷間違いなしだが、もちろんそんな人は少ないだろうし、私も火傷はしなかった。地上スタッフは実際に現場にいた人も出演しているらしいが、まさにリアルそのもの。まぁ当然といえば当然なのだが...。

分かっている結末に向けて突き進んでいくわけで、勇敢であるがゆえに悲しい。誰が正しいとか悪いとか結論を出すのは難しいわけですが、起きたことは事実。国という生き物が存在する限りなくならない悲しみ。機内の事実がどうであったにせよ、感覚が麻痺してしまわないようにするために、この作品の存在意義はあるんだと思う。
★3

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November 03, 2007

もののけ姫

『もののけ姫』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
室町時代。突然村を襲ったタタリ神を倒したアシタカだったが、タタリ神の呪いを受けてしまい、呪いを解くため村の老巫女・ヒイさまの言により西国への旅に出る。途中、山犬とエボシ御前達の戦いに遭遇し、エボシ御前の治める鉄の村「たたら場」に立ち寄ることとなった。まもなくシシ神を守る山犬と、もののけ姫(少女サン)がエボシを討つため「たたら場」を襲い、自然 vs 人間 の戦いの中で、ナゴの森という猪神がタタリ神に変わった事を知る。人が自然や動物に与えてきた影響を痛烈に感じたアシタカは、戦いをおさめようとするが、時既に遅かった...。

これは軽い気持ちで観てしまい後悔した作品。全く事前情報が無く、「となりのトトロ」からの流れで観てしまった私は、見終わった直後、正直良い印象は受けませんでした。なにしろ子供向けのつもりで酒飲みながら横になってみていたんですからどうしようもありません。冒頭で気づいたんですが最後まで尾を引いてしまいました。しかし冷静になってみると、やはり「ナウシカ」と同じ路線でしっかり練られたストーリーなんですよね。やっと消化出来てきたかな?という感じです。本来ならばもう一度ちゃんと観るべきかもしれません。

人間は悪いが、「人間だけが悪ではない」ということなんでしょうか?。自然や動物ですら悪の面を持ち合わせているのは当然で、従ってお互いを尊重し共存する道を探るべきということ?。全てに原因があり、その原因を完全に否定することは存在そのものを否定することと同じで、そういう結論ではないとするならば、やはり一方的に欲を満たす行為は慎みながら、互いが共存出来る世界を作り次の世代へバトンを渡す。そうやって生きてゆくしかないじゃないか!。私たちにはそういう義務がある。ということ?。しかし、実際はそれぞれ欲を第一に「生きて」いるのだから、寿命がきてしまったら「運命」として受け入れるしかないのが現実。まぁなんか当たり前のよく聞く結論になってしまい情けなくもあるけれど、ひとまず良しとしましょう。(^^;

ちなみに、「もののけ姫」というより「アシタカの旅」とでも言うべき作品ですね。分かりますが違和感あります。それと、ゲド戦記もそうでしたが、残酷な絵を見せる必要がある事と、見せていいのか?は慎重に判断するべきだと思います。現実を知る、知らしめる事と、洗脳する事は紙一重です。
★3

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