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October 27, 2007

ある日どこかで

ある日どこかで』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
1972年、劇作家を目指していたリチャード・コリアー(クリストファー・リーヴ)は、初公演後のパーティで老婦人から”Come back to me.” と告げられ懐中時計を渡された。その時のリチャードは老婦人が誰なのか知る由もなかった。
それから8年後。
劇作家リチャードはスランプ脱出のため仕事場を抜け出し、母校の近くにあるグランド・ホテルに立ち寄る。ホテルの展示室に飾られていた1枚の古いポートレートが目にとまり、ボーイのアーサー(ビル・アーウィン)協力のもと、その女性がエリーズ・マッケナ(ジェーン・シーモア)という女優だと知り、更に図書館で彼女を調べてゆくうちに、8年前の老婦人であったことを知る。リチャードは元秘書のローラ(テレサ・ライト)を尋ね、懐中時計を見たローラはリチャードを信頼しエリーズが8年前に他界したことなどを話すのだった。ローラが保管していた「タイムトラベル」の本を見たことがきっかけとなり、リチャードの想いは一気にはじける。苦労の末、ついにリチャードは時間を越えエリーズに再会する。何も知らない若きエリーズと恋に落ちるリチャード。そんな2人の関係をマネージャーのW.F.ロビンソン(クリストファー・プラマー)は快く歓迎出来なかった。逆境に負けず永遠の愛を誓った2人だったが、思わぬことがきっかけでリチャードは1972年に戻ってきてしまう...。

タイムトラベルの恋愛物ということであまり期待はしていなかったのですが、本当にビックリしました。粗を探せばそりゃあるわけです。何といっても最大のポイントであるタイムマシンを使わないタイムトラベル。精神力だけで時間の壁を越えるという素晴らしい発想ですが、これを受け入れられるかどうかが、この作品を良しとするかどうかの分かれ目でしょう。
そして私はその潔さに感服し、全面的にOKと思ったんです。勿論、いきなりOKではなく、エンディングまで見て”これは参った...”と思いました。

細かく張られた伏線など脚本に文句はありません。先ほども書いた通り、探せば突っ込もうと思えう所も幾つかありますが、大きな流れとして素晴らしい展開であり、無駄らしい無駄もなく、2人が恋に落ちてゆく過程もしっかりしており大人の仕上がりを感じます。

キャスティングも申し分ありません。アーサーや、ロビンソンも作品の質をあげるため非常に貢献していますし、リチャードとエリーズは勿論完璧。忘れてならないのは老婦人でしょう。静かに”60年越しの愛”を伝えたあのシーンは忘れられません。

ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲・第18変奏」も凄くよく合っていて、そもそもラフマニノフは最近注目していたんですが、どうにも頭から離れずCDを購入してしまいました。脚本、俳優、映像、音楽の全てがいい感じにバランスされ、とても高いレベルに仕上がっている良作だと思います。お薦め。
★5

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October 21, 2007

ブレイブ ストーリー

『ブレイブ ストーリー』 をTVで鑑賞。

あらすじ:
少年ワタルは転校生ミツルが幽霊ビルから見たこともない扉の向こうへ入ってゆくのを見てしまう。後に、扉の向こうの世界はヴィジョンと呼ばれ、願いがかなうのだということを知る。まもなく、ワタルの父は家を出てゆき、母は倒れる。一家を危機をなんとかしようと、ワタルはヴィジョンへ旅立つのだった。ヴィジョンでは見習い勇者として旅を続けるのだが、果たしてワタルは願いをかなえる事が出来たのだろうか?。

ストーリーはハッキリいってよく分かりません。ちなみに原作未読です。何がしたいの?なんでミツルはそんなに強いの?何故そういう結末になるの?。何故何故だらけです。子供向け?大人向け?ターゲットも分かりません。だって”離婚”だったり”死”という重めのキーワードがあり、映像的にも残虐だったりするわけですけど、ストーリーと呼べるものがないんですからねぇ...。┐('~`;)┌
ホントにRPGのラスボスイベントだけを見せられている感じですね。それならそれで冒険映画として仕上げればいいと思うんですけど、重いテーマを持ってきてしまうから収まりがつかなかったんですねきっと。

声優も相変わらず本職を使わない話題取りのようでいまいちですね。映像は特別凄さも感じないし、悪さも気にならず平均点。映画ならもう少しなんとかならんか?という気持ちも多少はありますが、あんなもんでしょうね。音楽はハッキリいって既に忘れました。それくらい印象薄かったです。

原作の方は人気がありもっとしっかりしたストーリーなんでしょうね。「ゲド戦記」の時も思いましたが、作品に思い入れがなく、やっつけ仕事で出来た作品って駄目ですねぇ。
★1

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