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September 17, 2007

ブラックホーク・ダウン

ブラックホーク・ダウン』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
国連安保理は、1992年末にソマリア内線のPKO活動のためアメリカ軍を中心とした多国籍軍を派遣。1993年にアイディード将軍幹部を拘束するための極秘作戦を実施した。1時間で終わる筈の作戦が、敵の思わぬ反撃によりブラックホークが2機撃墜され、仲間を救出するため地上部隊が墜落地点へ向かうのだが、ソマリア兵のど真ん中で孤立する地上部隊は苦戦を強いられた。結果、このモガディシュの戦闘によりアメリカ兵20名弱が死亡し、数字だけでは分からない壮絶な戦いとなったのだった。

ブラクホークが墜落したために作戦が思わぬ方向へ向かい、最終的にこの戦闘によりアメリカはPKOから撤退することとなった壮絶な戦いをリアリティに描いた。ようするにそういう事なので、感動とか、どちらが正しいとか、格好いいとか、可哀想とかないんですね。逆に言えば沢山の感情の上で起こったとも言えるのでしょうか?。いつも思いますが、私は本当に無知なので、ソマリアでその様な事があったという事実を知りませんでした。そういう意味で過去を振り返るきっかけを作った作品である事は間違いないですね。

ストーリーは文字説明こそあるものの、映像的にはモガディシュの戦闘部分だけ取り出しているので、突然極秘作戦が始まり、ブラックホークが墜落した途端に激戦となり、壮絶な争いの結果待っているものは仲間を思う強い気持ちがある! ということ。特に戦争映画として珍しかったり、ストーリー性があるわけではありませんので、観るままを受け入れるのみ。

勘違いしやすいのは、アメリカはあくまで国連主導でソマリアに介入したのであって、自国の国益のみで一方的に宣戦布告したのではないということですね。また自分勝手に戦争しに行って、それを避難する映画何だろう?と思っていたら、少し違っていた。まぁそのくらいのもんでしょうか?ずっと戦闘シーンが続き、仲間同士のやり取りなどは最小限に抑えられているのは特徴的だと思いました。悲しいのは、これだけ悲惨な映像をみて、その時は2度と争いはいけない! と思いながらも、しかし人類の歴史から争いがなくなることはないんだろうということ。それでも、戦争のない世界に向かってゆかなければならないのですが、それってつまり欲を持ってはいけないということ。欲がなければ争いが激減すると思いますが、欲がなく、また欲が満たされない人生って何?と思うと、思考は停止してしまいます。少なくとも集団で欲を持てば戦争が起きるのは事実であり、それを抑えることが出来る「何か」が見つかるまで続くのかな?と思うと悲しくなります。
★3

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