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February 08, 2007

イーオン・フラックス

『イーオン・フラックス』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
2415年、人類はウィルスによって壊滅的なダメージをうけ、トレバー・グッドチャイルドが開発したワクチンにより助かったのは僅か500万人だった。助かった人類は、汚染されていない都市・ブレーニャと呼ぶ「壁の中」で、グッドチャイルド家の管理下のもと400年もの間暮らしてきた。グッドチャイルド家8代目のトレバー(マートン・ソーカス)は、弟オーレン(ジョニー・リー・ミラー)と数名の仲間で管理政府を作りブレーニャを管理していたが、度重なる市民の神隠しに疑問を持ち、管理政府に抵抗する反政府組織“モニカン”が生まれた。”モニカン”の一員であるイーオン・フラックス(シャーリーズ・セロン)は、警察に妹を殺害された事を最終的なきっかけとしてトレバー暗殺に向かうのだが、潜入して見た真実は?。

単純なお色気アクション作品と思いきや、未来的な仕掛けや、少々複雑な人間関係(見た目で識別が難しい)、善人と悪人の区別が微妙に込み入っており、途中で置き去りにされてしまいそのままエンディングまでいってしまいました。

まず、未来的な世界なら全てを統一して欲しかったですね。カプセルを飲むと脳内で通信が可能になるテクノロジーや、体内に埋め込んだスイッチを押すと意思共有可能なテクノロジー、更にはクローン人間作成、実験室ヘの瞬間移動、敵を認識し攻撃する植物等々、未来がぎっちり詰まっています。一方で、平凡な町並みや、壁の外を消毒する装置、徒歩の移動、物語のキーとなる出産に関する部分など、ローテク満載でギャップが大きいです。

また、オリジナルメッセージを見せようとしているものの、実は「マトリックス」的な世界の中で、「インディージョーンズ 最後の聖戦」の時代から永遠言われ続けている不死問題を盛り込んだだけで新しい要素は無いんですよね。善悪の判断が微妙で、しかも暗殺指令が記憶云々でうやむやになってしまうのが分かりにくくしている原因だと思います。

映像的には及第点で、飛行船墜落時の粗いCGは気になったものの、それ以外の細かい映像は満足出来る仕上がりでした。さすがに見た目はしっかりしておかないと、この作品は成り立ちませんからね。(^^;

最後に、壁が壊れ、出産問題は解決しハッピーエンドで締めくくっていますが、400年前のウィルス問題は大丈夫なんでしょうか?。小さな悪人はいなくなった気がしますが、いよいよ人類滅亡のカウントダウンが再開してしまったようで心配です。
★2

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