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December 09, 2006

シャイン

『シャイン』 をDVDで鑑賞。

あらすじ:
現在も現役で活躍しているオーストラリア出身のピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴット氏を描いた作品。
父親はホロコースト経験者で執拗なまでに家族愛を要求する。一方で、自身も音楽を目指しながら実現出来なかった夢を息子・デヴィットに託すものの、その才能に嫉妬し、家族を崩壊させるような行動をとる。そんな背景があり、デヴィットは家を飛び出しイギリスの学校に行ってもなお父親の影を見続ける事となり、コンクールで難曲、ラフマニノフのピアノ協奏曲3番を演奏した直後に倒れ、以降精神障害を持つ事となる。

音楽を扱う映画は好きです。
最近観た作品では、クラシックではありませんが「RENT」は良かったですし、少し前なら「戦場のピアニスト」も記憶に新しいです。そして、本作品もその記憶に残るものでありました。

精神を病んだデヴィット。音楽に倒れ、音楽に救われるデヴィットをジェフリー・ラッシュは見事なまでに演じきっています。音(演奏)そのものはデヴィット本人らしいけれど、ピアノを前にスイッチの入ったデヴィットと、日常のスイッチoffで子供に戻ってしまったデヴィットをジェフリーはごくごく自然に(不自然な行動を)見せてくれました。ろくに服も着ずにトランポリンするシーンなど印象的です。アカデミー賞主演男優賞をとったそうだけれど納得ですね。

また、デヴィットの子供時代を演じたノア・テイラーもなかなかに素晴らしいと思いました。コンクールでラフマニノフのピアノ協奏曲三番を弾き直後に倒れるまで、とにかく父親の期待に応えようとする姿と、なかなかトップになれず影ながら嘆く姿。知らずのうちにストレスが溜まり、ついにはじけてしまうまでを演じた彼も物語り前編に欠かせない存在だったと思います。

途中、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番”熱情”を聞いた時には梯剛之氏を思い出してしまって泣きそうになりました。

占星術師のジリアンと再婚し、再び表舞台に登場したデヴィットにアンコールの拍手。ベタですけどいいですねぇこういうの。
★4

ラフマニノフの曲はちゃんと聞いてみたくてCD注文しました。

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Comments

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Posted by: firenze.maru.net | October 23, 2015 at 04:20 PM

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