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October 02, 2006

歓びを歌にのせて

歓びを歌にのせて』 をDVDで鑑賞。

ケイ・ポラック監督が、18年ぶりにメガホンをとった作品。

あらすじ:
8年先まで予定表の埋まっている天才指揮者ダニエル・ダレウス(ミカエル・ニュクビスト)は「心を開く音楽をつくる」ことに人生を捧げ、結果として過労により心臓を悪くし第一線から身を引き7歳まで過ごした雪ふる故郷へ移り住む。そこには牧歌的雰囲気の聖歌隊があり、助言を頼まれ見にいっただけだったのだが、彼らの歌を聴くにつれ再び指揮者として音楽の世界に戻るのだった。
レナ(フリーダ・ハルグレン)との恋や、美しい声を持つがDVに苦しむガブリエラ(ヘレン・ヒョホルム)とのやり取りなどの中で、ダレウスのみならず、村人全員が心の奥に隠している本当の気持ちを取り戻してゆく。

心臓を患っているのに大丈夫?と思えるシーンがあるにはある。しかし、そういう細かい所を気にして観る作品ではないんだろうなぁという気がしました。

「音楽で心を開く」
「死は存在しない」
「全ての音楽は既に存在しており、あとは聴き取りつかみ取るもの」

そんな言葉のやり取りがあります。

音楽、聖歌隊という身近にある土台を使って伝えたかったのはなんだったのでしょう?。ダレウスは恋をし、それゆえに我を忘れ自転車をこぎ心臓の持病を再発させてしまいますが、トイレのスピーカーから聖歌隊の声が聞こえてきた時の表情からは、死を恐れていないようにみえました。

また、その前のシーンで久々に都会に戻ってきた時に「夢がかなった」と...。

ラストシーンはハリウッド的安易なハッピーエンドではなく、プラハでの58秒間を思わせるエンディングでした。音楽によって人は変わることができ、幸せになれる可能性をもっている。浄化された心は許すことを思いだし、感動する余裕を与えるのかもしれない。
★4

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