« ファイナル・カット | Main | ある子供 »

September 28, 2006

アルゼンチンババア

『アルゼンチンババア』 を読みました。

凄いタイトルの本だなぁ...。えっ?映画化?。こんなに薄い本なのに?。
というのが第一印象。
そして、私が最近はまっている奈良美智氏の絵が決定打で購入。

最近になって本を読み始めた私にとって、よしもとばななさんの作品は(ほぼ)始めて。色々な意味で期待して読みました。

ちょっと独特の雰囲気に一瞬戸惑いましたが、しかし、作品の中で娘がアルゼンチンビルに馴れていったように、私もその世界に馴れてゆきました。そして、本って厚さじゃないんだよね~。という事が分かったっていうか、分かってはいたけど、実際あるんだな~って感じ。登場人物をイメージするのが容易で、歴史や背景まで「スッ」と入ってくる。巧いなぁ。

最後までいってナルホドね!ではなく、最初から最後まで読み手を突き放さず、しかし全てをみせるような無粋な事はしない。一見スカスカの行間は、読み手が埋めるように出来ている気すらしてくる。そういう「間」が絶妙。
あぁ...作者は言葉で絵を描く人なんだ...って思いながら読んでいたら読了していました。

漠然とした表現だけど、逆にそれが読み手のもっている世界にダブらせる為のゆとりだったり、考えるきっかけになるんですよね。それは「大きな贈り物」である力であったり、「遺跡」がもつ心だったりする。

真に幸せになるためのヒントが書かれています。勿論、私はこの本の通りに実行することは出来ませんから、どうしたら真の幸福を得られるかイメージしてみたいと思います。

映画化ですよね?。期待してしまいますが、ただ汚い雰囲気から光を使って幸せを表現するような安易な作品にならないことを願っています。

[ 書庫データ ]
アルゼンチンババア
著 :よしもとばなな
訳 :
幻冬舎 \495 ?版 80p ISBN4-344-40835-7

Aruzennchinnbabaa

|

« ファイナル・カット | Main | ある子供 »

Comments

Hi there! This post couldn't be written any better! Reading through this post reminds me of my previous room mate! He always kept chatting about this. I will forward this post to him. Fairly certain he will have a good read. Many thanks for sharing!

Posted by: ทาง เข้า sbobet 2011 | October 11, 2014 at 05:46 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80479/12069598

Listed below are links to weblogs that reference アルゼンチンババア:

« ファイナル・カット | Main | ある子供 »