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September 20, 2006

真珠の耳飾の少女

真珠の耳飾の少女』 をDVDで鑑賞。

プルートで朝食を」のキリアン・マーフィが出ていて、以前に観た「オランダの光(フェルメール)」で紹介された作品・真珠の耳飾の少女をテーマとした作品。ずっと観るタイミングを計っていましたが、今しかない!と思いました。(Λ。Λ)

あらすじ:
1665年のオランダ。画家フェメールの元で、まだ幼さを残しつつも瞳に深さを持つグリート(スカーレット・ヨハンソン)が使用人として雇われることとなる。フェルメールには6人の子供がおり、しかし絵はなかなか完成しないため収入が無く妻の宝石を売ってしのいでいた。そんな中ようやく完成した作品をパトロン(後援者)に引き渡し次の商談をとろうとするのだが断られてしまう...。売るあてもなく次の製作に取りかかるフェメールの原動力は金ではなくグリートだった。

フェルメールと言えばオランダの画家であり”色”ですね。フェルメールがグリードに”雲の色は?”と問いかけるシーンはさりげなく彼のこだわりを表現したエピソードであり、このエピソードでグリードが”オランダの色”をズバリ答えた所からフェルメールの信頼を得ます。
別名”フェルメール・ブルー”と呼ばれたウルトラマリンブルーという高価な絵の具を使うエピソードもありますし、”カメラオブスキュラ”というピンホールカメラのようなものもちゃんと登場します。

冷静に作品としてどうなの?って考えると、盛り上がりもなく、ドラマ性も殆どなく、ドキュメンタリーフィルムに近いものと感じました。フェルメールに興味があるか、スカーレット・ヨハンソンに興味がないとお薦め出来ません。キリアン・マーフィが肉屋の店員ピーターとして登場しグリードの恋人役を演じていますが、容姿的に微妙な感じですし、エピソードの必要性にも少々疑問を感じました。

さて、新しいパトロンをつかむためにも仕事をしなければならないフェルメールですが、集団画の製作とは別に、妻に内緒でグリードをモデルとした作品製作も進められ、ついに真珠のピアスが登場します。フェルメールとグリートの間には特別な関係が存在し、会話らしい会話は殆どありませんが目で会話しています。そうして完成した作品。真珠をまとった使用人の絵。本当にスカーレット・ヨハンソンは似ていると思います。
主張しすぎない真珠のピアスと表情。日本でフェルメールの企画展とかやってくれないですかね?。
★3

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