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July 22, 2006

ドイツW杯への道 nakata.net

『ドイツW杯への道 nakata.net』 を読みました。

あらすじ:
ワールドカップ出場に大きく貢献したヒデが、これまでの闘いを振り返り、ドイツ大会への意気込みを語る。ボルトン移籍までの46通のメールに加え、独占インタビューを収録。

NBOnlineに宮田秀明の「経営の設計学」というコラムがある。
その中の最近の記事で、【サッカー日本代表を破綻させた“構想力”の欠如】という記事が非常に参考になる。

私はサッカーに特別な思い入れはない。どちらかと言えば嫌いな方かもしれない。(ちなみに野球も嫌い...)
でも、Jリーグ開始当初は違った。本当にTV放送を楽しみにしていたし、好きな選手も沢山いて応援していた。それは選手が皆頑張っていたから。それが画面を通して伝わってきたから。だから、技術力は決して世界レベルではなかったかもしれないけど、わくわくしたし多いに楽しんだ。

で、今はというと、技術力はそこそこあるという話も聞く。W杯を見ていて確かにうまくなっているのだろうと思う。皆が言うほどは感じないけど...。しかし頑張っているという気迫はまるで伝わってこない。「俺」がうまくやればいい!って感じにみえる。個人技もまだまだで、組織力もなく、プロのレベルで頑張っていないんだから見ていて面白いハズがない。

で、この本(特に最後のインタビュー)になるわけですけど、彼は「あえて嫌われる事を覚悟し、選手の想像力を育てようとした」のだけど、今の日本の選手の多くは自力で考える能力が不足していたか、もしくはプライドが邪魔をして彼の声が届かなかったのかもしれないですね。
ジーコ監督も選手の想像力を尊重し、細かい指示を出さない方針だったらしい。だから日本の選手は路頭に迷い、いたずらに疲労を重ね敗退してしまった。

7月15日に放送された2時間の引退特別番組でも彼は日本の選手に対して指摘している。(と思う。違っていたらゴメンナサイ)
「プロとしての自覚が無い」「危機感の欠如」

別にサッカーに限った話じゃぁないです。会社でも新人を見ていると年々記憶力は上がっているんだけど、考える能力は低下している。
これって子供の頃の遊びまでさかのぼってしまうんじゃないかな?って気がしますよね。個人が悪いわけじゃなくて、遊び方がアウトドアからインドア(ゲーム)に変わってきた事で発想力を奪ってしまったってことかも...。
でも、会社入ってからだってちゃんと時間をかけて遊び方を教えてあげればいいんです。そういうリソースが不足しているという問題はあるんですけどね。

中田選手が引退してしまうという事が日本のサッカー界にどう影響するのか?。まぁサッカーという競技に興味がないからそれほど真剣に考えているわけではないんですけど、とりあえずプロならプロらしくして欲しいですね。
私は川口選手も応援している。彼も熱さをもっている選手だから。私とサッカーをつなぐ最後の砦だし頑張って欲しいですね。

[ 書庫データ ]
ドイツW杯への道 nakata.net
著 :中田 英寿 / 小松 成美
訳 -
新潮社 1,400円 ?版 239p ISBN4-10-435907-6

Nakatanet

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はじめまして、常夏と申します。
トラックバックさせていただきます。

Posted by: 常夏 | July 28, 2006 at 09:27 PM

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