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July 05, 2006

グローリー

『グローリー』 をDVDで鑑賞。

南北戦争(米1961~65年)での話です。
エイブラハム・リンカーンが大統領に就任し、奴隷制廃止を宣言した事から奴隷廃止派(北部)と奴隷推進派(南部)で内線が勃発する。この背景には南部の奴隷を使った農業経済に対し、北部の工業化にある。そして、この作品は、北軍で初めて結成された黒人部隊を描いたものです。

何もないところから部隊を任された若輩将校のロバート・グールド・ショー大佐(マシュー・ブロデリック)と、奴隷解放のため志願した黒人達トリップ(デンゼル・ワシントン)やジョン(モーガン・フリーマン)。
やる気はあるのだが、経験不足から兵隊としては使い物にならない黒人達。友人であったりとかする感情を飲み込んで、彼らのためあえて厳しく指導にあたるロバート大佐。
白人兵士達からの差別的な扱いに耐え、いっぱしの兵士となってゆくのだが、とりわけトリップの”動”とジョンの”静”が作品にバランスをもたらしており、キャスティングの巧さを感じた。

誇りのための死を恐れず、むしろ奴隷解放の戦いに参加する事に喜びを感じる黒人達。初陣である要塞攻めでロバートを筆頭に全滅してしまった54連隊。
これはロバートの手紙に基づく史実であり、54連隊が後の北軍勝利に導く原動力となった黒人兵士の草分けであったことは記憶するに値することだと思う。
★3

余談ですが、監督はエドワード・ズウィック氏。
氏の監督作では「戦火の勇気」「マーシャル・ロー」「ラスト サムライ」を観ておりいずれも好印象でした。
「レジェンド・オブ・フォール」を観ていなかったことをたった今知りました...。

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