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July 10, 2006

佐賀のがばいばぁちゃん

佐賀のがばいばぁちゃん』 を劇場で鑑賞。

Gabaibaachann

き、きましたぁ!。「ALWAYS三丁目の夕日」や「かもめ食堂」クラスの良作です!。

”もみじまんじゅう”で有名な島田洋七氏の、自伝をもとに作られた”佐賀”の”がばい”な”おばぁちゃん”との幼少時代8年間を描いた作品です。
”がばい = すごい”という佐賀弁です。

本当に最近観る日本の作品は素晴らしいものばかり。こういう、バランス感覚に優れ、繊細な雰囲気が伝わる邦画っていいよねって思いました。ドンパチ物で海外と勝負する作品も応援したいとは思いますが、郷愁にふけり、忘れていた日本の情緒を取り戻すきっかけとなる作品は大好きです。

物語は、会社員・岩永明広(三宅裕司)が、新幹線のホームで母と離れ席で一人泣きじゃくる少年に出会うところから始まりました。それは昔の自分そっくりだったんです。そして時間は44年前に巻き戻り、そこでは明広が汽車の中で泣きじゃくっていました。広島で暮らしていた明広でしたが、父親を原爆症で亡くし、飲み屋で働く母親(工藤夕貴)の元から佐賀県の祖母(吉行和子)に預けらました。辛い別れです。何も説明せず汽車に乗せられた明広。
しかし、悲しむ暇などなく日々の生活が始まるのでした。決して裕福とは言えない、むしろ貧しい生活。でも、8年という歳月はあっという間に過ぎたのかもしれませんね。おばぁちゃんの誇り、知恵、優しさ、笑顔によって、貧乏であっても暗い影を落とす事がなく、また、周囲の暖かさにも恵まれた学生時代。
明広が広島に帰る日。おばぁちゃんの言葉は、どうしようもなくストレートに心に響きます。そりゃぁ、帰ってちゃっていいわけないじゃないですか...泣いていいですよ...。

役者もよかった。
祖母役の吉行和子さんはいうまでもなく、母親役の工藤夕貴さんも伝えたいモノが見えてくるようで素晴らしかったし、子役の池田壮磨君(小学校低学年)、池田晃信君(小学校高学年)、鈴木祐真(中学生)も自然体でいいですね。そして、一瞬でしたが、豆腐屋の緒方拳氏も好きです。皆よかった。

おばぁちゃんの語録が色々あります。
その中で、映画には出ませんでしたが、予告に使われ私が好きな言葉。
「人間は死ぬまで夢をもて! その夢が叶わなくても、しょせん夢だから」
私の夢ってなんだろう?って思った時、叶わないと思った夢は全部捨てていました。そして残ったモノが無い事に気がつきました。おはぁちゃんの夢ってなんだったんだろう...笑顔で生きることなのかな?。
で、やっぱり私も「コツコツやる」のがいいかもしれない。
★5

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