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July 04, 2006

マラソン

『マラソン』 をDVDで鑑賞。

実話をもとにした作品。
自閉症であるチョウォン(チョ・スンウ)と、母親キョンスク(キム・ミスク)の二人三脚物語。
そして、家族の物語でもあり、コーチの物語でもある。

幼少の頃、動物園で迷子になったチョウォン。
自閉症の我が子に疲れて手を離してしまった母親...。
その事がトラウマとなり、二度と置き去りにされないよう母親に絶対服従となったチョウォン。
そうとは知らず、息子のためなのか自分のためなのかすら分からなくなりながらも、息子のためと思い懸命に生きている母親。
そこには出ていった父親、疎外感を感じる弟がいる。
そんな母親に現実の厳しさを指摘する酒飲みのマラソンコーチ。

ストーリーに意外性などは無いものの、自閉症の役を演じたチョ・スンウの演技力には目を奪われた。
そして、世間全てを敵にまわし、胃に穴をあけるほど苦悩し息子を育てた母親を演じたキム・ミスクにも絶句する。
綺麗なところだけではなく、出来るだけ現実に近い姿を見せようという雰囲気が伝わってくる。
そして「生きる」という強烈なメッセージ。

フルマラソンを完走し母親のもとに帰ったチョウォンが印象的。
先日観た「明日の記憶」と同じ印象を受けた作品でした。
考えていたよりずっとよかった。
★4

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