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June 28, 2006

タッチ・オブ・スパイス

タッチ・オブ・スパイス』 をDVDで鑑賞。

天文学の教授・ファニス(ジョージ・コラフェイス)に知らせがある。ついに祖父のヴァシリス(タソス・バンディス)がやってくるという。トルコで別れてから40年近く...2か月後に再会すると言っていたのに...時の経つのは一瞬、そんなもんなんだよなぁ。

しかし祖父は来なかった...来れなかった。祖父は病院のベットにいた。随分前から首筋にあった違和感。詳しい病名は分からないが、それが原因だったらしい。

そしてファニスは子供時代の祖父を思い出す。スパイス店を営む祖父に教わった色々な事や、家族のエピソード。
スパイスのきいたジョークもあり楽しい時間が過ぎてゆく。スパイスは定番があり、でも時には意外性が必要で、それは人生に通じるという。スパイスの匂いに包まれる画面は幸せに満ちていて、初恋の相手・サイメヘのスパイスもバッチリだし、イスタンブールの町並みも好き。

でも、人生というのはいい時ばかりではない。ギリシャとトルコの政治的な問題で、祖父を除く一家はギリシャに強制送還となってしまう。そしてファニスはギリシャで成長し、気がつけば祖父に教わった天文学の教授になっていた。ここがこの作品の大きな分岐点。

この作品の魅力はなんでしょう?。
ファニスが成長してゆく展開のはいいとして、そこにスパイスに関するエピソードが注入されていないか、スパイスが効いているのか、とにかく中盤以降スパイスを感じる事が出来ないんです。だから物語の奥深さがどんどん薄れてゆく。そう考えると子供時代で完結させてしまった方がよかった気がします。色んな意味でトルコを離れたくなかった祖父の思いは重要ですが、成長したファニスは最後に少しあればよかったんじゃないかな?。
それでもスパイスと人生(宇宙)とジョークを楽しめたと思います。
★3

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