« 蔵王樹氷ライトアップ | Main | 単騎、千里を走る。 »

February 22, 2006

エターナル・サンシャイン

エターナル・サンシャイン』 をDVDで鑑賞。

eternalsunshine

とても不思議な作品でした。
冒頭、いったい何がどうなっているのか...、記憶云々&ラブストーリー程度の認識で観たものだから少々戸惑いました。
今見ている映像は今?過去?それともリアルタイムに生み出されている仮想現実?。

ジョエル・バリッシュ(ジム・キャリー)と、クレメンタイン・クルシェンスキー(ケイト・ウィンスレット)は喧嘩分かれし、ある日突然 【クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社】 という手紙を受け取る。
確かにクレメンタインがジョエルを見る目は他人を見るそれであった。
で、ジョエルも「俺だって!」とクレメインタインの記憶を消そうとラクーナ社の扉を叩く。

まず奇抜なのは、消去したい記憶だけを特定し、寝ている間にパソコン1台で記憶を消せるという設定ですよね。
しかも記憶の中の何処を消せばいいかまで特定出来てしまうというね。
そして、この作品の魅力は、実際に消去する過程で、クレメインタインとのリアルな過去を見せながら2人の関係を自然と理解でき、また一方で、消去中にジョエルの気が変わり、クレメインタインの記憶消去を阻止しようと仮想現実世界で逃亡するジョエルがいるという展開。
記憶の中で再び恋をし逃亡劇が繰り広げられるという、なんと見事な脚本でしょうか。

ラクーナ社の社員で、Dr.ハワード・ミュージワック(トム・ウィルキンソン)、スタン(マーク・ラファロ)、パトリック(イライジャ・ウッド)、メアリー(キルステン・ダンスト)の関係も面白い。
実の所、過去にDr.ハワードとメアリーが...で、でも今はスタンとメアリーが...で、パトリックとクレメンタインが...みたいな。
メアリーは魅力的だったし、パトリックのアホっぽい所も面白かったですね。
やっぱりシリアス一辺倒では疲れてしまいますが、作品のバランスも非常に好きです。

そして、記憶というものは簡単に消せるものではないのだという事。
恋愛というのは頭で考えるものではなく"心"であるというメッセージがみえました。
海という無限の舞台で2人は巡り会い、星空を共有し、心も共有したのだと思いました。
一時的には喧嘩分かれしたとしていても、この事実は簡単に消去することの出来ない秘密の部屋に隠れているのでしょう。

本当に新鮮で面白かった。
単なる男女のデレデレ恋愛物ではなく、複数の人間が絶妙に関係しあって構成されているのがアクセントとなっており、しかも舞台がリアルだったりバーチャルだったりする。
また、ジム・キャリーという役者さんをまともに見たのは初ですが、なかなか素晴らしい役者さんである事を知りました。
ケイト・ウィンスレットさんも良かったです。
文句なし★5です。

|

« 蔵王樹氷ライトアップ | Main | 単騎、千里を走る。 »

Comments

It's concerning the capability to go to rocks, we've always known are there, these so-called shales miley cyrus concert tickets (buymileycyrustickets.com) these days, essentially the most common reason would be to stop foreclosure.

Posted by: buymileycyrustickets.com | March 10, 2014 at 07:05 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80479/8784072

Listed below are links to weblogs that reference エターナル・サンシャイン:

« 蔵王樹氷ライトアップ | Main | 単騎、千里を走る。 »