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January 21, 2006

ビフォア・サンライズ

『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』 を観ました。

これこそ映画だからあり得る究極的な恋の展開なのだと思う。
完璧です。完璧過ぎるとも言える。

良くある、一瞬で意気投合して"愛してる"なんてチープなものでは無く、
しかし時間をかけじっくりお互いを見つめ合い...なんてのんびりした展開でもない。
二人に与えられた時間は僅か半日。しかも夜。

別々に行動していた男女が偶然にも列車内で出会い、時間つぶしのため声をかける所から始まる。
そんな列車内の僅かな時間で男の誘いにのり途中下車してしまう女。(;¬_¬)
そして列車を降りてしまうと不意にぎこちなさが頭を出し、そこから翌朝まで様々なイベントがあり、とにかく限られた時間を意識しながらも"今"が永遠に続いて欲しいという、いわゆる恋に落ちた状態で辛い別れがやってくる。
アメリカとフランスという超長距離恋愛のスタート?。半年後にウィーンの駅で待ち合わせする約束をし別れますが、一人になってからのお互いの想いもいい感じに表現されていると思います。

何が映画的かと言えば、会話だけで成立してしまう。もちろん恋って会話から生まれるのは何も珍しい事では無い訳ですが、恋に至までの知的な会話の応酬。お互いに「ああ言えばこう言える」賢さにホトホト参ってしまう。会話で戦っているふうにも見えます。
そこが本作の魅力であり、逆にとっつきにくい所かもしれませんね。

こういう恋っていいなぁと思いながら、しかし己の力量に愕然とし、物語りの最中であるにも関わらず一瞬我に帰ってしまう自分が悲しい...。(;´Д`)

噛みしめられる作品だと思います。★4

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