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January 26, 2006

戦場のピアニスト

『戦場のピアニスト』 をDVDで鑑賞。

ユダヤ系ポーランド人・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)の自伝を映画化したものであり、シュピルマンは2000年7月、88歳で他界された。
監督・ロマン・ポランスキーも幼少時代はナチス占領下のポーランドにいたそうである。

ナチス占領下のポーランドにいたシュピルマン。
作品の中でもピアノ演奏は随所に見られ、誰の作った曲かは分かりませんが美しい曲でした。
しかし、この映画でピアノは主役では無く、生きることへの執着、ユダヤ人の裏切り、生き残った事、ホロコーストを奇跡的に逃れ、しかし逃げ惑うのではなく敵のど真ん中であっても祖国を捨てないという想い、さらにナチス将校にまで助けられるという奇蹟を描いた作品。
シュピルマンが見てきた戦争を、ポランスキー自身の経験を踏まえ、生き残る苦しさを記録したものです。

ホロコーストを逃れてもナチスの元でいつ殺されるか分からない生活。
目の前で祭りの射的でもしているかのように何のためらいも無く殺されてゆくユダヤ人。
50万人が6万人?。
これは改めて書くまでもないんですが、これまで観てきた戦争映画の中で、個人に焦点を当てた作品としてはベスト3に入りますよね。
この対極が「ヒトラー 最期の12日間」でしょうか?。

戦争を扱った作品で、しかも兵器が主役ではなく人、シュピルマンの見てきた"本物"の戦争ですから超重い仕上がりです。
戦争と音楽という対比がどうのこの言うのはあとからとってつけたようなもの。
やっぱ戦争は戦争ですよ。美しくなんかない。
そんなシュピルマンを演じたエイドリアン・ブロディが素晴らしかったと思います。
P・ジャクソンの「キング・コング」や、「ヴィレッジ」にも出演していましたが、彼の真骨頂は何処にあるのだろう?。
★4

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