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December 27, 2005

強く生きる言葉

『強く生きる言葉』 を読みました。

先日の福島美術館での企画展で購入したものです。

花田清輝氏は故岡本太郎氏を金太郎飴と言ったそうです。
あとがきで岡本敏子氏は「元気な人は励まされてもっと元気に、愛のある人はもっと優しく、それぞれにこれらの言葉を噛みしめて、いのちを輝かせてほしい」と書かれています。

私、本当に誤解していました。
先日の作品を見て天才という安易な言葉でくくってはいけない人であった事を知り、この本で確信したのです。
確固たる道をもっていらっしゃった方なのです。
この本はそんな故岡本太郎氏がなにげなく発した言葉を敏子氏がかきとめておき、後日編集したものだそうです。

今日、私が一番好きになった言葉です。

「決意」
生涯を通じて、決意した自分に絶望的に賭けるのだ。
変節してはならない。
精神は以後、不変であり、年をとらない。
ひたすら、透明に、みがかれるだけだ。

何度でも、いつでも適当にページを開いてみよう。
きっとまた違う発見があると思う。

[ 書庫データ ]
強く生きる言葉
著 :岡本 太郎 ,岡本 敏子
訳 -
イーストプレス \1,000 -版 176p ISBN4-87257-325-0

taronokotoba

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December 26, 2005

8月のクリスマス

『8月のクリスマス』 を観ました。 a

8gatsu-Korea

山崎まさよしさんが出演されたリメイク版はコチラです。

ストーリーの骨格はリメイクされた日本版と同じわけで、小さな写真店を営む青年ユ・ジョンウォン(ハン・ソッキョ)と、臨時教員ではなく交通課で駐車違反などを取り締まるキム・タリム(シム・ウナ)のはかない恋物語り。

これはどちらも素晴らしいと思いました。
甲乙つけがたいです。

オリジナル版でよかった所。
・ユ・ジョンウォン氏の雰囲気は、山崎まさよし氏のそれとは違っていて、韓国語の間が映画の流れとあっていると思いました。
・一時退院しタリムを追ったジョンウォン。ガラスごしに見るシーンはすぐそこにいるのに、凄く遠い距離感がうまく表現されていて好きです。
・タリムが写真店のガラスを割るシーンは、そこまでの想いが丁寧に演出されていたと思います。

リメイク版でよかった所。
・冒頭、知人が亡くなられ、その光景を見るシーンを追加したのは正解だったと思います。
・タイトルとなった「8月のクリスマス」ってなんなの?というのはリメイク版の方が分かりやすいかもしれないです。
・彼女が写真店を訪れるのも、教員として生徒の写真を現像しにくる設定の方が自然だと思いました。
・挿入歌がいいです。(サントラ買いました)

少し思うのは、オリジナルとリメイクで実は視線が違うのでは?というところですね。
オリジナルはタリムから見たジョンウォンを少し強く感じました。
リメイクはあくまで鈴木寿俊あっての高橋由美子という気がしました。

冒頭でも書きましたがどちらの作品もよいです。
★4

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December 21, 2005

SAYURI

SAYURI』 を観ました。

sayuri

これ、一度書いている最中に誤操作で登録前に消してしまいました...。(>。<)
書き直していますが、もう思い出せません...。シクシク。

海外の方が日本の一部を切り取った作品。
今回は芸者です。

幼い頃、置屋に売られた千代が偶然出会った会長に恋をして、会長のそばにいたいがために芸者を目指すという、初恋をかなえるために...なんて美しいストーリーなんでしょうか。
根っこは凄くシンプルなんですが、そのなかには嫉妬や裏切り等々色々とデコレーションされているわけで、そういったデコレーションとは別に、やっぱり単純に人(着物)や背景で勝負してくるのも伝わってきます。

まぁつっこもうと思えば色々とあるのはあります。
それは文化が違うとかだけではなく、それが監督の趣味なのかどうかは分かりませんが、そういう細かいところを探し出すとつまんないでしょうねきっと。
っていうか、千代が芸者さゆりとなれたのが、実は会長の差し金で、両思いだったなんてありえませんから!。(;¬_¬)

さて、私はチャン・ツィイー、渡辺謙、桃井かおりを見たくて風邪をおして劇場まで足を運びました。

まずは、幼き千代を演じた子役の大後寿々花が凄くいいですね。必死に耐えしのぶ芯の強さのなかに見え隠れする切なさ。凄い役者さんだなぁ...とビックリしました。
先日の蝉しぐれでも子役が凄く良かったですが、将来楽しみですね♪。英語の頑張りも花まる。

千代から芸名さゆりとなったチャン・ツィイー。まだ芸名を貰えず芸者として修行もしていなかったボロの時から既にアジアン・ビューティのオーラが出まくっています。やっぱり綺麗な方ですねぇ。『2046』以来ですが、今回はさらに間が良かったなぁと思います。

会長こと渡辺謙。ラストサムライを見て一発で惚れてしまったわけですが、今回はそこまでオーラ全開ではなかったですね。少し残念でしたが、桜のシーンと告白のシーンは良かったです。これが日本で作ると友情と恋愛の葛藤に苦しむ姿をドロドロと書いてしまうんだろうと思いますが、そこはあっさりしております。個人的にはこっちの方が好きです。

会長の友人で社長の延こと役所広司。とりわけ凄い役ってわけでは無いんですが、それでも印象に残っていますねぇ。相撲のシーンとか、恋に目覚めたあたり、少し色の違う人を演じたわけですが、決して浮いてしまうことなくさすがだなって思います。

置屋「新田」の女将こと桃井かおり。とにかくずっとタバコをふかしています。しかも吸い込んでいません、金魚です金魚。(Λ。Λ) しかし、このタバコをキセル?でってのが迫力倍増しているのは間違いありません。狙い通りだと思いますし、容赦ない世界で生き残ってきた女将はこうなんです!って説得させられているみたいです。

その他、さゆりを妹分とした一流芸者の豆葉・ミシェル・ヨーや、女帝・初桃・コン・リー、そして日本発の芸者としておカボ・工藤夕貴。それぞれ個性的で魅力がありましたね。皆どこか嘘っぽいところが面白かったです。

明と暗、芸者をテーマとして、色をうまく使っているのと、日本を好意的に表現されているのがとても印象的でした。風邪をおして行った甲斐はあったかな。っていうか小さいTVじゃ全然面白くないと思うな。

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December 18, 2005

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 を観ました。

harrypotter_goblet_of_fire

『アズカバンの囚人』 はコチラ

ハリーは連日悪夢にうなされています。
空にはドクロの口から蛇がウネウネしている雲みたいなやつ。
平穏なテント町?が悪の集団に滅ぼされて、何故かハリーだけが取り残される。
で、一転して屋内の密談シーン。
そこにはピーター・ペティグリューや若者、んで椅子で見えませんがヴォルデモートっつうわけですね。
復活だぁ~~~~っ!って息巻いています。
そして、いつも夢はそこでおしまい...。

今回は『三大魔法学校対抗試合』が背骨です。
そこに色々なおまけがくっついてきます。
面倒なので記憶にあるシーンを箇条書きにしてみます。

●対抗する他2校の登場シーンは好き (空と海から)
特に船が潜水艦のように浮上してくるのはいいです。
●シリウス・ブラックが一瞬だけ出てきた意味は?もっと出ようぜ!
●対抗試合と言いながら出場出来る人数は代表の3名だけ
結果的に年齢制限を無視してハリーが加わり4名となるが...
この時点で試合を中止すべきだったのでは?(映画にならないが...)
●炎のゴブレットは参加するための単なる投票箱で深い意味無し?
●試合前の舞踏会でダンスパートナーを探すことになり恋を意識するが、本編と関係は?
結構な時間がこのシーンにさかれているが魅力が無いんですよね
●対抗試合といっても3名(ハリーを入れて4名)の運動会みたいな...。
なんとも寂しい大会ですね。それなら投票とかせず前もって選抜した人がきて、ゴブレット無くていいじゃん。
●試合1:ドラゴンが格好よくて好き
特に飛行シーンより、建物の傾斜した屋根を這ってくるドラゴンがいかす
●試合2:水中のシーンは変身とか変態せずさっさと潜って魔法で脱出した方が良くない?
っていうか、大切なものって人ですか?その人達が水中で助けがくるまで生きていた方法は?
●試合3:ついに生徒が死亡する ( ̄○ ̄;)!!
優勝カップに魔法がかけられていて、夢でみた世界に飛ばされる、その世界でヴォルデモートを復活させてしまうという...先生方は何やってるんですか?
●ヴォルデモートの顔が出来損ないの宇宙人みたいですが何か?
●ヴォルデモートの魔法が弱いんですが何か?
ハリーくらい一瞬で倒せないようでは有名人として恥ずべきことでは?
●生徒が亡くなったというのにそんなの数年前の出来事みたいな解散シーンって...
ってかなんで伝説となったか?は危険だからでは?それを復活した意味は?
ってか優勝者は誰?ハリー?その結果は永遠に残るんだっけ?どうやって残すの?
●やっぱり新教授 『マッド-アイ・グリーン』 が暗黒面の使いだったわけですが...
目とか足を治して欲しかったからですか?(Λ。Λ)
●ってかヴォルデモート完全復活しましたが何か?
●エマ・ワトソンはルパート・グリントが好きなの?

まぁ色々と箇条書きしてみました。
映像的にはどんどんパワーアップしてきていて楽しいです。これは本当に楽しい。
でもストーリーが問題。簡単なストーリーを無理矢理複雑にみせようとしている気がしてならず、結果素直に娯楽映画として楽しめないし、子供向けだろうに残酷シーンが多すぎます。
ってかこれは親子でみても子供は理解出来るんだろうか?。夢が現実とリンクするあたりは"なになに?"って整理出来ないままエンディングをむかえてしまうのでは?。

期待が大きすぎたせいか、完璧を求めた結果として細かいところが気になってしまい、ハリーポッターの世界を楽しめなかったことを今更ながらに後悔しています。
でももう1回映画館へ行く気はないなぁ...。
正直言ってガッカリです。┐('~`;)┌

- edit 2005.12.19 -
蛇 = ヴォルデモート と勘違いしていたため訂正

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December 16, 2005

PERESTROIKA

青池良輔氏が作られた『PERESTROIKA』 を鑑賞。
"クレイアニメ+Flash"で作られているそうです。

自宅はナロードバンド(死語?)なので、じっくり鑑賞するのは大変でしたが、2分ほどのショートムービーで、とても面白いです。

Perestroika

こういうの...センスですよねぇ。
お見事。

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December 14, 2005

さくら

『さくら』 を読みました。

「ただの感動じゃないらしい」 ってところに惹かれて読んでみました。

5人の家族と1匹の犬。
もちろん「さくら」は犬の名前で、家族の支えになっています。
皆の心に直接話しかけるくらいです日本語で。(;¬_¬)
家族というか登場人物もそれぞれ個性的なキャラが多いですね。
スーパーマンかバットマン?みたいな。
とにかく普通の人が極端に少ないんだけれど、限りなく現実のお話。
そこら辺に少し違和感を感じました。

この作品から何を感じ取ればいいのだろう?。
普通である事が大切!では無い。
何事もくよくよせずに頑張ろうよ!じゃちょっと感動とは違う。
そもそも感動するハズだ!ならばとにかく好きって言おうよ!って事?違う...。
動物愛護の精神?これが一番近いかなぁ?。

「さくら」に対し無意識に可愛いとか愛しいと思う気持ちがあって、それを表現するために色々な性格を持った家族がいて、それぞれ皆がちゃんと読者の記憶に残るように少しオーバーな表現になっているという事と理解することにしました。つまりは人間をあまり真面目に見ようとするとあり得ない展開にギブアップしてしまうのかも。

いやぁ、確かに動物、特に犬は好きです。
遥か昔、我が家にも雑種ですが猟犬を飼っていた時期がありました。
どうしても手放さなければならなくなり、その晩、私は生まれて2度目の大泣きをした記憶があります。
あれは小学4年か5年の夏だったか...。
何が悲しくてあんなに泣いたのか?あんな息も出来なくなるくらい泣けるもんなんだ!って思った事を思い出しました。
今は犬を飼える環境にありませんが、またいつかは一緒に住んでみたいなぁ。
そして尻尾をふる姿をみてみたい。
とにかく 「まっすぐ!」 って実際難しい。
私が尻尾をふれるかどうかはもう少し検討...。(Λ。Λ)

[ 書庫データ ]
さくら
著 :西 加奈子
訳 -
小学館 \1,400 -版 380p ISBN4-09-386147-1

sakura

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December 11, 2005

岡本太郎

「芸術は爆発だ」「太陽の塔」で有名な岡本太郎氏の作品をみてきました。
場所は福島県立美術館で福島駅の近くです。
2005年11月1日から12月11日(本日)までの企画展で、最終日に滑り込みでした。

okamototaro

"若い夢"という作品を始めてみましたが、そのなんとも言えない笑顔が素敵でした。
企画展の入口にどーんと置いてあって、いきなり足がとまりましたね。
何分くらいいたか覚えていませんが、正面から横から後ろから、口の中を覗いてみたり、とにかく一発で大好きになりました。
今知りましたが、 岡本太郎氏の墓標になっているそうです。

- edit 2006.08.21 -
「若い夢」のフィギュアを株式会社現代芸術アトリエで購入(1890円)したため、写真をup
Wakaiyume
- end edit -

次の発見は"太陽の塔"ですね。
何故あの作品が太陽の塔なんだろう?芸術って難しいな...と常々思っていましたが、裏にまわって納得。おぉ...まさに太陽の塔だ!。(*^o^*)

最後は作品ではなく、岡本太郎氏そのものの考え方というか生きざまですね。
正直言って全く知りませんでしたが、「芸術は爆発だ」に辿り着いた経緯が少し分かった気がします。
思わず本を買ってきてしまいました。

雪の残る高速道路をひた走ってやっとこさ行ってきたわけですが、それだけの価値はありました。
よかったです。

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December 08, 2005

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 を観ました。

賢者の石、秘密の部屋、アズカバンの囚人、炎のゴブレットとシリーズも4作目ですね。

炎のゴブレットが上映されていますが、3作目のアズカバンの囚人を見ていない事にいまさら気がつく始末...。( ̄□ ̄;)!!
こりゃマズイ!と慌ててレンタルショップへゴー!。
今回はハリー達の成長に合わせストーリーも少し難しく?なっているような気がしますね。

ハリーの両親を殺害したと噂されるシリウス・ブラックが、アズカバンの監獄を脱獄し指名手配されています。その事実をたまたま新聞で知るのですが写真部分が動いてますよ!動画です!。あ、最初からそうでしたっけ...。スミマセンすっかり忘れていますね。

だれもがブラックの狙いは生き残りの息子ハリー・ポッターだと思っています。
私もそう思いました。
ホグワーツは警戒レベルAです。アズカバンの看守(吸魂鬼ディメンター)1個小隊もホグワーツの近辺をうろうろしています。はっきり言ってこの看守が一番怖いです。こんなやつらが防御しているアズカバンを脱獄したブラックは凄いやつですね!と思いました。どんな化け物が出てくるのだろうか?と。

そして真実は!なんとブラックは無実だったんですよ。
むしろとってもいいやつです。
真犯人は鼠?に化けてロン・ウィーズリーのペットになっていたピーター・ペティグリュー。ちょっと太っていてドブネズミ系。いかにもずる賢い感じがプンプンします。
まぁストーリー的には分かり易く私でもOK。リラックスして楽しめました。

まぁ細かい所を探せば少しは気になる所もあります。
ダンブルドア校長先生はどこまで知ってた?(ブラックの無実は知ってたっぽいよ)
ブラックはどうやって脱獄した?
そもそも危険をおかしてホグワーツに来た目的はなんだっけ?
でも、そういうのは気にしちゃ野暮ってもんです。

今回も見所満載でした。
・冒頭の街中を爆走するバス。
・グリフォンと牝馬の混血であるヒップグリフの飛行シーン。
・忍の地図。
・タイムパラドックスを使った人名救助。
・ホグワーツを含めた映像美。(季節感があってナイス)

本は読んでいませんが、テンポよく十分に楽しめる仕上がりで、前作よりいいなぁと思ったら監督も変わったんですね。物語と色使いやキャラが合っていてよかったと思います。
★4

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December 07, 2005

ピエロの赤い鼻

『ピエロの赤い鼻』 を観ました。

父親がピエロになり笑い者になっていることを嫌う息子。
父親の芸を見てもどんどんしらけてしまう...。
なんか分かるなぁそういう感覚。

そんな息子に、父親の友人がそのわけを、そうなった経緯を語ります。
ピエロに必要な真っ赤な鼻。
今も使っているその鼻は、実は戦時中、人質になった時に敵であったドイツ兵が持っていたものでした。
そのドイツ兵はドイツ兵である前に人として行動し、上官に処刑されてしまいます。
その形見とも言える赤い鼻。

あの時のドイツ兵が人として行動したことに共感し、ピエロになる決意をした父親。
そんな事が分かり息子はもちろん、昔を思い出した友人も涙します。
親子愛とか親友とか、まぁそういうテーマを、戦争とピエロという組み合わせで表現したのはよかったと思うんですが、なにせ中盤の地味な展開が少し疲れてしまいました。

最後の演奏。
あの楽器はドイツ兵の持っていたものなんだろうか???。
真実を知っていた奥さんがあまりにも大きくて、そこがとても良かったです。
奥さんに★3

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December 03, 2005

アイランド

『アイランド』 を観ました。

監督はマイケル・ベイ (アルマゲドン、パール・ハーバー 等)
主演はユアン・マクレガー (ビック・フィッシュ、スターウォーズ等) ですが、脇を固めた俳優陣も凄い。
ジャイモン・フンスー (アミスタッド、コンスタンティン)
ショーン・ビーン (パトリオット・ゲーム、ロード・オブ・ザ・リング、トロイ)
スティーヴ・ブシェーミ (アルマゲドン)
マイケル・クラーク・ダンカン (グリーンマイル、シン・シティ)
ってな感じ。

観ていてビックリしました。まぁよくもこれだけの役者を使ったもんだなぁと...。

未来の世界です。
2019年です。あ、未来とは言っても僅か10数年後だ...。
一部のリッチな人達は、己が長生きするため、臓器を買いとります。
で、人をさらってしまっては犯罪。そこでクローンを造っちゃいます。
クローンの臓器を使うんです。ヽ(`Д´)ノ
クローン達は地下施設で日夜監視され健康管理され、完璧に栽培されています。
彼らはもちろん自分を人間だと思っており、なんの疑問も感じていません。
そして、抽選でアイランドへ行くことが出来ます。
皆が早く当選し、汚染されていない世界(アイランド)へ行く事を夢みているのです。

微妙にマトリックスっぽい気もしますが、この際無視します。
だってよく出来ていますもの。

で、アイランド。
クローンであるリンカーン(ユアン)はある日生きた昆虫を見てしまいます。
外界は汚染され生き物はいないハズでは???
そして、彼は外界を目指し、そこで見たものはリアルワールド。
アイランドへ行ったハズの仲間が切り刻まれ役割を終える姿...。

逃亡し、自分を発注した人間である自分に会いにゆきます。
ココまでの造られたバーチャルワールドから一気にスピード感あふれるリアルワールドに突入ですよ。
このあたりは巧いですね。
前半部分の謎解き部分が飽きてきた頃を見計らってアクションモードへ自然と切り替わり、リンカーンはクローン仲間を救うために地下施設へ戻ります。
もう未来の話ではなくなっていますね。でも不思議と嫌ではないです。

そしてリンカーン達を追っていた敵は、自らの過去をクローンにだぶらせ立場を逆転。
気がついたらエンディングでした。

ちょっと未来の世界という事でジェット式?のバイクがあったり、武器も派手過ぎずよかったです。クローン問題もさりげなく取り上げており、VFXやアクション一辺倒ではなくバランスがとれているなかなか楽しめた作品でした。
大統領が並んでいるシーンを期待したんですが、最後まではみせずに終わりましたね。
まぁそれもいいでしょう。
ハリウッドのオリジナルというのを知り、ちょっとサービスして★は4。

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