ALWAYS 三丁目の夕日
『ALWAYS 三丁目の夕日』 を観ました。
昭和33年。東京タワー建設の真っただ中。
自動車修理の町工場・鈴木オート。父・則文(堤真一)、母・トモエ(薬師丸ひろ子)、息子・一平(小泉水一揮)に、集団就職で上京してきた星野六子(堀北真希)。
その向かいに住むのは駄菓子屋で一流作家を目指す茶川竜之介(吉岡秀隆)と、飲んだ勢いで預かった少年・淳之介に、少年を半分押しつけた感じの飲み屋を営むヒロミ(小雪)。
この作品には全てがあるかも知れない。
そのくらい笑ったし感心したし感動した。
狭い範囲(三丁目)の短い期間という話ではあるけれども、豪快で家族思いの則文と竜之介の距離感が面白い。何気ない仕草で思わず和んでしまう。
勘違いした則文が六子と一悶着おこす場面もサイコーでした。
お菓子を腐らせたトモエや、それをあえて食べて食中毒になった六子もサイコー。
たばこ屋のオバチャンがやけに時代の先端をはしっていたのもサイコー。
そういえばあまりにも自然に東京タワーが出来上がってゆく。あくまでも主張せずに。そこはリターナーも手がけた山崎貴監督だな~と思った。
白黒TVがきた日!捨てられた旧型冷蔵庫を見る氷屋!サンタクロースと万年筆!指輪の箱!母から六子への手紙!完成し夕日に輝く東京タワー。もういくら書いてもきりがない...。(*´д`*)
いい。とってもいい。
時代は変わり景色も変わってしまいました。
東京タワーに登っても感動しないし、TVが映るのは当たり前。
これからも今では想像もつかない、淳之介の絵のようになってゆくかもしれないですよね?。娯楽は時代の都合でどんどん変わってゆくでしょうきっと。
それでも、家族を含め仲間を大切にする気持ちは変わってはいけないハズ。
そういうチョット自分らしからぬ事を考える機会を与えてくれた貴重な作品でした。
原作が良いからかも知れないけれど、完成度の高い作品という印象をもちました。
まだ今年は1ヶ月とチョットありますが、今年のNo1かもしれません。サマータイムマシーンブルースといい勝負です。★は文句無し5!
ってか、邦画をこれだけ沢山観たのは今年が初めてですが、洋画に比べ本当に当たりが多いですね。
- edit 2005.11.24 -
漫画、映画化特別編を買いました。
どちらがどうとかいうレベルでは無いような気がします。
- edit 2006.03.04 -
昨夜、第29回日本アカデミー賞の授賞式がありました。
圧倒的であり、個人BestでもNo1に選出した本作。嬉しい限りです。
・最優秀作品賞
・監督賞=山崎貴
・脚本賞=山崎貴・古沢良太
・主演男優賞=吉岡秀隆
・助演男優賞=堤真一
・助演女優賞=薬師丸ひろ子
・音楽賞=佐藤直紀
・撮影賞=柴崎幸三
・照明賞=水野研一
・美術賞=上條安里
・録音賞=鶴巻仁
・編集賞=宮島竜治
主演女優賞は「北の零年」の吉永小百合さんでした。小雪さん残念。


Comments
はじめまして。
日本でもこれだけの上質なファンタジーが
作れるんだと感心しました。
こうしてみなさんのブログで感想を読むと余計に
自分の中の感動が増幅されてきます。
TBさせていただきました。
Posted by: 傷だらけの天使 | November 21, 2005 at 12:20 AM
TBありがとうございました。
本当に素晴らしい映画で、監督がリターナーと同じ方と知り少し納得したしだいです。
ストーリーや役者の見せ方が抜群にうまいですよね。
早くも同監督の次回作に期待している一人です。
Posted by: choco-ice | November 21, 2005 at 10:47 AM