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June 05, 2005

みなさん、さようなら

みなさん、さようなら』 を見ました。

元大学教授で末期ガンの父と、エリートサラリーマンの息子。
微妙な距離感がある親子だったが、父の最後の人生を楽しいものへ演出してゆく過程で、凍っていたギクシャクした関係もしだいになめらかで透明な水のようになってゆく。

死期を感じているが決して表に出さない父。
息子がまだまだ幼少の頃、3日間徹夜で看病した父。
世界中に散らばった友人が集まり、レベルの高いジョーク混じりの会話に戯れる父。

minasann

息子は何もかもが"金"のようにも見えたが、本当の父にふれて変わってゆく。
実は本当に真面目な息子で、懸命に生きていたのだと。
父から息子に 「お前のような子供を生め」 と言ったセリフが忘れられない。 (*´д`*)

そんな父と息子を見守る母。
ヨットで太平洋におりモントリオールの病院にビデオメールを送ってくる娘。

最後のホームパーティで、ワインも飲めなくなった父に、正直動揺しながらもワインを飲む友人達に感動する。
まだ病院にいた頃の会話も父を本当に楽しませていた。
正直、あれだけ腹をわって話せる友人がいる父が羨ましかった。
本当に知的な友人達。バカ話の裏にしっかりと父への想いが感じられる。

看護婦の優しさもあったね。
というか、父のまわりにいる人は皆そうなってゆくのかもしれないな。
自分に正直になれるパワーがあるのかもしれない。

しかし全てが終わろうとしていた...。
「みんなとささやかな時間を過ごせて幸せだった。君らの笑顔に送られて逝くよ」 と。
サヨウナラ...。

結局、まともに死ぬためにも金なのか?。
死に方を選ぶという事は罪なのか?。
どうしたいんだろう? まだ分かりません...。

私には思い出せる"太もも"のような物が無い事にようやく気がつきました。
もしかしたら気がつくのが遅すぎたかもしれないけど、出来るならそういう"物"に巡り会いたいなぁ。

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