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May 30, 2005

夜のピクニック

『夜のピクニック』 を読みました。

第2回 「本屋大賞」に選ばれた作品です。

高校生が夜通し歩き続け、あらためて友情を深め、わだかまりを解消し、一生忘れない思い出を自分で作り上げてゆくさまが描かれています。
なんとなく過ごしてしまった自分の高校生活を振り返ってみながら、「あぁ、こういう行事っていいかも」 と思いました。マラソン大会ってのはあったんですね。でも小さな山を越える4時間程度のもの。
それは完璧に自分との戦いだけで、走ってしまうと思考は停止してしまうんです。
歩くというのはいいかもしれない。
複数のストーリーが展開されますが、それほど複雑では無く、歩いているのと同じゆったりとしたペースで一気に読める作品でした。
色々と想像出来たしハッピーエンドで面白かったです。

でも、この作品が「本屋大賞」というのは少し意外だったかも。
というのが正直な感想。
面白く読みやすいから薦めやすいという点もポイントなのかな?。

[ 書庫データ ]
夜のピクニック
著 :恩田 陸
訳 -
新潮社 \1,600 B6版 342p ISBN4-10-397105-3

picnic


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May 29, 2005

コンスタンティン

コンスタンティン』 を見ました。

人間界を舞台に天国・地獄 の住民達を相手にまわし人間であるジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)が活躍します。
地獄行きが決定しているジョンですが、人間界に潜入しようとする悪魔を退治し、何とか天国へ行こうと頑張ります。
ジョンはタバコを吸いすぎて肺ガンだったんですね。
余命は1年。だからせっぱ詰まっています。頑張れジョン!。
ガンを宣告されても、血を吐いても、タバコはガンガン吸いまくります。潔い!。
(禁煙して7ヶ月経ちますが、チョット吸いたくなったかも...)
天国へ行けない理由は自殺しようとしたから、ってのと15歳からタバコを吸っていたから。
自殺未遂?ってのは分かりますが、タバコってな関係あるんですか? ( ̄□ ̄;)!!
天国って全面禁煙っすか?。

当然悪魔が登場しますが、宇宙人っぽい感じで、チョット怖いけど、どっちかと言うと不気味って印象が強かったかなぁ。まぁでも目をそらさず見られるレベルで、あんまりグロくはありませんでした。
そういうの苦手なんで少しホッとしました。
ジョンが地獄へ調査しに行くシーンとかもありますが、スピード感があり、ドロドロしてなくて良いです。

悪魔用?の武器が色々と登場しますが、活躍したのはどれだったっけ?。
せっかく色々と揃えたわりに印象が薄いのが残念。
結局は悪魔用の銃しか印象に無い。
あとは十字架浸した水(聖水?)

地獄界にも聖書があり、悪魔の行いが予言されているのが笑えます。
そして、その通りの事が起きようとしています。
さぁきましたよ、これですよきっと。
悪魔のTopであるサタン(ルシファ)の息子マモンが、天使ガブリエル(人間界に住むと)の協力を得て人間界への侵入を企てます。
でもですねぇ、重要なアイテムは偶然見つかったような...。
実はマモンが仕込んだんでしょうか?。
そうは見えなかったなぁ。

刑事アンジェラと、ビルから飛び降りた(ように見えた)妹イザベラが登場。
アンジェラは他殺だと信じ、ジョンに相談するが、自分も悪魔に利用されてしまう。
頑張るジョン。でも負けそう...ってか一撃で負けてた。
そこにサタン降臨。
ジョンが地獄にくるのを待ち望んでいるらしい。さっさと死ねと。(Λ。Λ)
で、ジョンの最後の願い「イザベラ」は天国へ!」
少し上を見て「ふん!」。
おいおいそんなもんですか?それで地獄から天国行っちゃったんですか?。
すげぇサタン。さすが親分だよ。
と感心していると、ジョンは人助けをしたことになって地獄へ行けなくなったらしい。イザベラのために死のうとしたって事で自己犠牲って事みたいですよ。めちゃめちゃ急展開。
で、サタンはジョンを天国へはやりたくないもんだから肺を浄化してくれちゃったんですよ。
まだ死ぬな!と。
って素晴らしい悪魔っていうか、殆ど天使に見えるんですけど...。
見た目も白のスーツ着てて紳士っぽいし。
最近の悪魔ってななかなかお洒落ですね。 (Λ。Λ)
そういうわけで息子は家に返し、ガブリエルは人間となり、ジョンの肺癌は直り一件落着。
う~む。サタンが一番活躍したように思うのは私だけ?。

ジョンは禁煙してガム噛んでます。ピンク色だったな。キシリトールじゃないかも。
そうそう、タバコは良くないよ。地獄行きだからね。 (Λ。Λ)

そしてエンドロールのあと、チョット活躍してなくなった助手が実は天使だったらしい事が判明。マジっすか?。人間や悪魔に任せきりで何もやってないじゃないですか。もっと頑張りましょうよ天使なんだから。
ってか天使の誰?名前と役職は?。(;¬_¬)

という感じで楽しいんだかつまらないんだか微妙。
映像は綺麗に仕上がっていますが、最近では見慣れたクオリティ。
ストーリーは見た直後正直言ってはちゃめちゃだと思ったけど、こうして書いているとありきたりのヒーロー物よりは面白かったかな。
あとは、キアヌリーブスとかプルイット・テイラー・ビンス(ヘネシー神父役)が良かったですよ。
そんな感じで、普通やや下って感じです。

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May 24, 2005

音の改善

MP3をリナザウで聴くためにイヤホンを買いました。

SENNHEISER製 MX500
AKG製 K12p
Philips製 SBC-HS740

どれも2000~2500円とは思えないほどイイ!。
どれもこれも海外製なので入手性は悪いですね。
MX500はヨドバシカメラで買えたが、他は通販でした。
まぁ通販OKな私は全く問題ありませんでしたが。(^^ゞ

MX500 は会社専用になりました。
HS740は携帯し、主にクラシックを聴いています。
あぁ~っ Etymotic製 ER-4P が欲しい~っ ヽ(`Д´)ノ

そして、PC用のスピーカーも買い換えました。
QuickShot製? SOUND FORCE 600 とかいう
もろプラスチックしている激安物から、
SONY製 SRS-Z1PC
これまた1万円とは思えないほどイイ!。

そして、今日はヘッドホンが届きました。

SENNHEISER製 HD580

今、エージングを始めたばかりですが、
とりあえず魔笛(モーツァルト) を聴いて見た感じは今でもイイ!。
エージング後が楽しみです♪。

あぁ~っ STAX製 Basic System II も欲しい~っ ヽ(`Д´)ノ

あとは スピーカー?。
とりあえず入門編って事でKENWOOD製 HTB-S500?
いや、その前にもうお金無いです...。 (;´Д`)

ここんところ、映画とか本を読まず、こんな事に夢中でした。
って終わって無いんですけど。 ┐('~`;)┌

- edit -
2005.05.25 pm9:30
日中エージングさせ出勤しました > HD580
帰ったら、Amazonに注文していた 「熱情 - 梯剛之」 と、
「GREENSLEEVES - 大竹佑季」 が届いてました。
で、エージング中(15H)ですがHD580で聴いてみました。
やっぱりイイかも (*´д`*)
CDもイイかも (*´д`*)
幸せかも (*´д`*)

- edit -
2005.05.26 pm7:00
Philips製 SBC-HS740 ですが、ヤマダ電機 で普通に売ってまちた...。
・・・ い、いつから置いてたんですか...。
私が欲しい時は置いて無かったよね? ね? ね? (;¬_¬)
SBC-HE580も普通に売られていて買いそうになっちゃいました。 (;´Д`)

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May 22, 2005

コーヒーフラペチーノライト

STARBUCKSでCoffee Froppuccino Lite を飲んだんですが、
調子にのって Venti (590cc) にしたのは失敗。
美味しかったんですが Tall (360cc) にしておけば良かった。
30分位したらお腹から異音が...。
ひぃ~。 (>。<)

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May 14, 2005

笑の大学

笑の大学』 を見ました。

原作・脚本が三谷幸喜さんです。
ドラマ 王様のレストランでファンになって以来、ラジオの時間等々見ています。
ツボを押される感じの笑い。
思わず微笑んでしまう感じ。
この作品も期待を裏切る事なく楽しませてくれました。

劇団「笑の大学」の座付き作家である椿(稲垣吾郎)と、検閲官 向坂(役所広司)のやり取りです。
基本的のこの2人しかおらず、相変わらず密室劇です。
笑い嫌いの向坂は何かと脚本にいちゃもんをつけて書き直しをせまります。
公演日がせまる中、椿は向坂の要求に応えながら更に完成度を増してゆき、次第に向坂も喜劇というか椿の魅力に引かれてゆきます。

懸命な椿、ただの堅物から徐々に変化してゆく向坂。
向坂を演じた役所広司さんはさすがです。
1日過ぎるたび笑いに詳しく、本を良くしようと積極的になってゆく微妙な変化が見事です。

そして椿。
稲垣吾郎さんってSMAPのメンバーで、何かで一時TVに出なかったって位しか知らないんですが、彼のキャラクターと椿のキャラが合っていたのが実はなにげに良かったです。
戦時中を思わせる後頭部が見えるお辞儀。
おぉ~90度に曲がってるよ~。
妥協だけではない、芯のある演技。
招集された椿に「死ぬな」と言う向坂。
そんなシーンを入れる所がまた三谷さんらしくとっても好きです。

椿にモデルがいたのは今知りました。
喜劇王エノケンこと榎本健一の座付作家である菊谷栄さんで、戦死されたそうです。
享年35歳。
そうか...だから稲垣吾郎さんだったんだね。

- edit 2006.05.19 -
王様 を 大様 と書いていた誤記訂正 (情けない...)

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May 12, 2005

海の上のピアニスト

海の上のピアニスト』 を見ました。

困りました...。
客船の中で一生を終える天才ピアニストの話。
彼と船で共に過ごした男が、昔話を語る風に彼を描く。

つまらなくは無い、でも笑えるわけでは無いし、感動したわけでも無く、絵が特別綺麗なわけでも無い。 「ティム・ロス」は素晴らしいと思うが、その他豪華な俳優で圧倒するわけでも無い。
なによりも、テーマが分からなかった。
なので良いも悪いも感想が出てこない、全くなにも無い。 _| ̄|○
いっそ、私に合わないと言ってしまえば楽になれるんだけど、そんな簡単に切って捨てられない魅力は確かに何かある。
それが昨日の夜。
そして、寝て起きてみたけど、やっぱり "はっきりした何か" はなかった。
むぅぅぅ。

とりあえず何か書いてみる事にして、後日、変化があれば編集しようと思います。
理解出来ず思考が停止しているので、こんなんでも許して下さい。
断片的過ぎるなぁ...。 (;´д`)

恋心から幻の名曲が生まれました。
心と音楽はつながっている。その通りだと思います。
でも、それってこの物語りでは重要では無いんだろうなぁって思うんです。
勿論、演奏のテクニックもそう。
リアルでも「ティム・ロス」は猛特訓したんだと思う。
でも、やっぱりそれが見せ場では無く、あくまで物語りの飾り。

限られた空間しか知らず、無限の空間は頭の中にあったものが、現実として目の前に見えた時の恐怖。その恐怖に対し、彼は衝撃的な選択をし、物語りは終焉を迎えました。
「音楽は彼を選び、彼は海を選んだ」とあり、まさにその通りになったのですが、海とはなんだったのか?。
無限の象徴? 心の故郷? 恋人? 自分自身?。
分からない...。

不思議そうな、何を考えているのか分からない表情だったり、素直に感動して泣いている表情。皆を見送る少し悲しげな表情。表情も色々とあって、彼の奏でる音楽と同じくらい魅力的でした。
でも、それも物語りを支える何かではあるけど、物語りでは無い。

素晴らしい音楽、友情、恋、恐怖、そんなキーワードをつなぐ大事な何かを見落としているのかなぁ...。
誰か助けて下さい。

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May 11, 2005

スウィングガールズ

スウィングガールズ』 を見ました。

スウィングって何?。
作品の中で「譜面より心を合わせてスウィングすること」 と竹中直人さんが言っていましたが、いまいち理解しないまま見てしまいました。
おいおい、それ知らずに映画見たんかい! とお叱りをうけそう...。 _| ̄|○
「ジャズ演奏における音楽的躍動感を指す言葉」
「身体が揺れるような効果をもつ、心地よい演奏の疾走感」
という事だそうです。 ナルホドナルホド ♪ d(⌒o⌒)b♪ って事ね。
了解! ('◇')ゞ

山形県の学校が舞台です。
山形弁はとても温かく、時に厳しく、でも、つっぱった感じが無くて良いです。

音楽とは縁の無い女子学生達が、色々あってバンドを結成します。
そりゃまぁ最初は酷いもんです。
それが、音が鳴り、曲っぽくなり、観客と一体になってゆく。

キャラも女子16人+男子1人いますから性格とか色々です。
そんなバラバラっぽいメンバーが演奏を通して微妙にかみ合ってゆく所なんかも見ていて楽しくなります。
音楽って演奏出来ると楽しいんだろうなぁって思いますね。
みんな本当に楽しそう。
難しい技術的な部分はよく分かりませんし、そういう話をするような作品では無いと思いますが、実際吹き替え無しであそこまで演奏出来るように練習したんでしょ? リアルと映画がダブりますね。
素晴らしいです。

挫折したキーボードを引っ張り出してこようか?なんて思っちゃいましたよ。 δ(⌒~⌒ι)
それくらい楽しめました。

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May 08, 2005

幸福な遊戯

『幸福な遊戯』 を読みました。

角田光代さんの作品では3作目となりました。
対岸の彼女』、『太陽と毒ぐも』と読み、いよいよこの作品にたどり着いたという事ですね。

幸福な遊戯、無愁天使、銭湯 の3篇です。

「幸福な遊戯」
遊び。 幸せごっこ。 家族ごっこ。
そこには、日常的な風景があり、どこか心の奥に無理矢理しまい込んでいる想いみたいなものが見えます。
これを期待し、期待に応えてくれた作品でした。
「生きていくことって、遊びなんだと思う」 と書かれていました。
そんな風に考えたこと無かったけど、そんな風に考えられたらどれだけ素晴らしいだろう...。
いつのまにか遊びの定義を自ら狭くし、わざわざ人生をつまらないものにしようとしている自分に気がつきました。
まだ修正はきくかな? どうせなら楽しく生きてゆきたいですもんね。 (Λ。Λ)

「無愁天使」
悲しみの無い、悲しみを忘れようと何かでごまかし帳尻をあわせようとする。
酒だったり、買い物だったり、人によってはドラッグだったりするのかな?。
難しくてよく分からないけれど、悲しみは必要なんだろうと思う。
悲しみだけサヨウナラ...とはいきそうにもありませんよね。

「銭湯」
裸になって見てみると、実は自分も変わらない、特別な存在では無い事に気づく。
人生なんて実は嘘で着飾ったドラマみたいなもので、しかし、その鎧から開放されてみないと分からなかったりするもんだ。懸命に生きているとなおさら。
温泉とか行って、全く知らない人の背中や湯につかり空を見上げる人を見る機会があるが、この作品を読んだあとに改めてそういった風景を思い出してみると妙に納得してしまう。

次の作品が待っていますが、チョット一息。 (*´д`*)

[ 書庫データ ]
幸福な遊戯
著 :角田 光代
訳 -
角川文庫 \476 A6版 214p ISBN4-04-372601-5

koufukunayugi


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突入せよ!「あさま山荘」事件

『突入せよ!「あさま山荘」事件』 を見ました。

1972年2月の連合赤軍による「あさま山荘事件」を映画化したものです。

警視庁に勤務していた佐々淳行(さっさ あつゆき)氏が出版した『連合赤軍「あさま山荘」事件』をベースに映像化したものと推察します。
警察側から見たノンフィクションに近いフィクションであるという事です。
尚、赤軍側実行犯のひとり坂口弘によっても『あさま山荘1972』の表題で赤軍側から見た獄中手記が出版されているそうです。

そういう訳でして、ストーリー云々は限りなく史実に近いのですから何も言う事はありません。
殉職者まで出た、10日間にもわたる立て籠もり事件を見事に再現しています。
私は記憶がありませんが、親は知っていたそうです。
本当に凄かったそうです。

「踊る大捜査線」でも警視庁と所轄のゴタゴタが描かれていますが、「あさま山荘」でも警視庁と長野県警がもめます。途中、FBIという言葉がありますが、そういやFBIだって煙たがられてますよね。
どこ行っても一緒って事ですな。

役所広司さんが佐々さんを演じています。
さすが巧いです。
そして、佐々さんの妻を演じている天海祐希さんも、刑事の妻という難しい役を違和感なく演じていらっしゃいます。さすがです。
全般的にキャスティングが成功しているように思いました。
宇崎竜童さんや伊武雅刀さん等々、全く違和感がありません。
存在感も申し分無く、登場人物が多いわりにはイメージがつながります。

本が良かったという事もあるんでしょうが、監督(原田眞人氏)も良かったんだと思いますね。事件を知るという事、佐々さんを知るという事、警察組織の面倒な部分を知るという事、各役者の演技の巧さ。そんなこんなで133分があっという間に過ぎていました。

もっと早く見ればよかった。 (;´Д`)

余談だけど、警察って組織は階級一つとってもホント分かりにくい。
警視までは地方公務員で、警視正から国家公務員?。
警視正って階級だけとってみても、警察署署長/警察本部部長/警察本部参事官と色々。
まぁうちの会社も役員~部長の間に沢山の役職があって分かりにくいけど、それにしても警察は酷くな~ィ?。(;¬_¬)

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トロイ

『トロイ』 を見ました。

紀元前のトロイ戦争(トロイア戦争)をベースに、ギリシャ軍の一人アキレス(ブラッドピット)と、トロイ国のヘクトルを中心とした戦いの物語り。

始まりは、トロイ国の王子パリスが、スパルタとの和平交渉中にも関わらずスパルタの王妃を奪ってしまい、結果、スパルタ(ギリシャ)の逆鱗にふれる。愛のためですか?。 ┐('~`;)┌
で、パリスはタイマン勝負で逃げるのですか? いきなり興醒めしてしまいました。
その程度の気持ちで国を危険にさらしたのか...。
市民はたまったもんじゃないよね。 ヽ(`Д´)ノ

スパルタ王メネラウスの兄アガメムノンは、これを口実にトロイに侵攻する。
パリスよ、よくぞきっかけを作ってくれた! というわけですね。

その点、アキレスとヘクトル、トロイ王プリアモスは男です。
名誉、国のために命をかけます。

どうやら戦争の経緯などは史実と若干異なるようですし、安っぽい愛などはどうでもよく、自分を持っている男と女。そのあたりが見所なのだろうと思いました。
はっきり言って物語りとしてはあまり面白くありません。
戦争ですからね。

一応、この戦いのポイントとなる「トロイの木馬」もちゃんと登場します。
が、もうどうでもいいかな?。アキレスとヘクトルの戦いでピークは過ぎた感じです。

ブラッドピットが裸になるシーンが度々ありますが、素晴らしい筋肉美。
ファンにはたまらないでしょうね。

2.5時間と少し長いんですが、長く感じました。 (>。<)
物語りとしての面白さに欠ける以上、誰かのファンとかじゃないとしんどいかも。
私は後半しんどかった。

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May 07, 2005

半落ち (映画)

『半落ち』 を見ました。

この直前に本を読み、ストーリーが残っている間に!と映画を見ました。
まず一言。
私的には「やっちゃったね~これは駄目でしょ...」 って感じ。
台無しだよこれじゃ。 ┐('~`;)┌
ホントにがっかり...。☆は1個か2個。

本では、意図的に登場人物が変わるタイミングを章で区切り、脇役となる人達をもきっちり描写していたのに、映画では "すぅ~~~っ" と流れてゆく感じに仕上がっている。
原作をそこまで無視しなくてもねぇ...。
確かに映像化する事の難しさはあるだろうけど、力不足を感じた。

これ、本を読んでいないとついてこれないんじゃないかな?とも思った。
誰が誰だか印象が薄いんだよね。
勿論、柴田恭兵さんは志木役を頑張っていたし、伊原剛志さんも頑張っていた。
しかし、イメージと合わないし、登場シーンのインパクトも弱すぎる。
見せ方も悪いし、何よりキャスティングそのものに疑問を感じる。 (´ヘ`;)
寺尾聡さんと樹木希林さんくらいでしょ OKなのは。

そして、一番の感動シーンであるハズの部分。 池上君。
確かにココが理解出来ないとこの作品は成り立たないんだけれど、それにしても必要以上に見せすぎですよ。
梶-古賀で志木-池上のラストだったから良かったのに、古賀は出てこないし。
心理描写が重要な作品なのに、それも無く、意味も無い色恋ネタを仕込んでみたり、わけが分からん。 (○`ε´○)

とにかく、この作品のポイントとなる部分がことごとく変更されてしまっている。勿論、これは私の好みの問題なわけですが、脇役すら主役級となり得る作品が、単なる刑事ドラマに成り下がってしまった感じがしてとても残念。
映画の方はLOGを残すつもりなかったんですが、あまりにショックだったので書きました。 (;´д`)

もう、佐々部清さんが監督する作品は見なくてもいいや。

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May 03, 2005

半落ち

『半落ち』 を読みました。

2002年夏の作品で、既に映画化されています。
映画を見る前に!とレンタルした映画を一旦しまって本を求めました。
珍しく1日で一気に読みました。

梶聡一郎(本部教養課次席) という、ようするに警官がアルツハイマーになった妻を殺し自首してきます。
動機などは自供しましたが、殺人から自首するまでの謎の2日、その2日の行動を自供しません。
この半分だけ落ちた状態を「半落ち」といい、全部話せば「完落ち」だそうです。

脇役がどんどん入れ替わってゆきます。
刑事から始まり、検事-新聞記者-弁護士-裁判官-刑務官 です。皆がその半分に引っかかりながらも、上司の命令で追求出来ず、それぞれの組織に縛られ妥協するしかありませんでした。それぞれの組織間の駆け引きもアクセントになっています。
そしてラストは少し感動したかもしれません。

失う物が無くなったからこそ出来ない事。
きっと私はそんなに強くなれない...。そう思いました。
映画では梶を寺尾聰さんが演じているようです。
きっとこうなんだろうなぁ...って期待しながら見てみます。

<おまけ>
梶聡一郎 本部教養課次席
志木和正 W県警本部捜査第一課強行犯指導官
佐瀬銛男 W地方検察庁検事
中尾洋平 東洋新聞 記者
植村学 W弁護士会館 勤務弁護士
藤林圭吾 W地裁 裁判官
古賀誠司 M刑務所 刑務官統括
池上一志

[ 書庫データ ]
半落ち
著 :横山 秀夫
訳 -
講談社 \1,700 B6版 297p ISBN4-06-211439-9

hanochi

- edit -
2005.05.07
誤記訂正 全落ち → 完落ち (恥ずかしい...)
映画のLOGをupする事にしたので一部のコメントを削除

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May 02, 2005

ニューオーリンズ・トライアル

ニューオーリンズ・トライアル /陪審評決』 を見ました。

銃社会であるアメリカで起こった銃犯罪の裁判を舞台にした物語りです。
個人的にはキャストが気に入りました。
判事としてブルース・マッギル(ハーキン)
原告側の弁護人としてダスティン・ホフマン(ウェンドール・ローア)
被告側と組む陪審コンサルタントとしてジーン・ハックマン(ランキン・フィッチ)
陪審員の一人としてジョン・キューザック(ニック・イースター)
その恋人?としてレイチェル・ワイズ(マーリー) という面々で、ハーキン、ローア、フィッチが好きです。

よくある裁判物も好きだし、十二人の怒れる男(特にリメイク版)のような陪審員物も好きです。そういった作品だと思いパッケージだけ見てレンタルしてきました。
しかし、単純な裁判での原告vs被告では無く、陪審員を買収するというネタが仕込まれていました。以外だったし、そこがこれまでに無く新鮮で面白かったです。

銃の被害にあった被告が銃メーカーを訴えます。
銃メーカーは裏工作でもなんでもありで、とにかくこれまでも負けは一度もありません。
そんな影にフィッチのような裏の工作を生業とする存在がおり、そんな絶対的に不利な裁判に対し、ローアは正義だけを武器に真っすぐ立ち向かおうとしました。最後まで。
フィッチの悪役ぶりもさすがです。いい感じの切れ方というか、取り乱し方なんて絶妙ですね。
ハックマンとホフマンは役が逆でも面白かったかもしれません。
勿論、このままでも十分OK。☆は4つか5つでしょう。(*´д`*)

主役のイースターは、当初、彼女と一緒に陪審員を内部から洗脳し、判決をフィッチとローアに1000万ドルで売ろうとします。金欲しさで陪審員になったように見えるのです。それでも成り立ちそうなストーリーでした。
が!実は復讐戦という更なるネタが仕込まれているのです。
彼の陪審員を誘導するさりげないやり取りにはホトホト関心します。
あれだけ見事なマインドコントロールが可能なら表でも裏でも自由自在ですね。
彼女も思いっ切り突っ張りながら頑張ってやり遂げます。
まぁローアやフィッチ達との連絡係なのですが、善と悪を相手に見事悪役を演じきっています。
最後、ローアに微笑んだ笑顔が印象的です。

結論ははっきりしているのですが、ではどうするか?となると難しい問題を課題にした映画です。勿論、銃はいかん! と締めくくっており、その通りだと思いますが、現実的には簡単ではないでしょう。アメリカって国から銃をとったら借金しかないよね?。 (;¬_¬)
この作品は途中で陪審員に対し、「真実と正義とアメリカの理想など屁とも思っていない」 と痛烈に皮肉っています。しかし、市民は個人の利害だけで意思決定するほど「アホじゃない」と締めくくっています。
タバコもそうですが、銃という影を持つ社会の「なんでも有り」的な裏の部分も一応念のため見せています。

そうして問題提起し、市民よ立ち上がろう!というメッセージが込められているのですがタバコより数倍難しい。
全員が一斉に放棄しない限り、自分だけ止めますなんて怖くて言えないでしょ。
個人レベルではないのですよ。
かと言って、銃しかない国なのだから、国が率先して銃を捨てるような政策をとるハズが無い。
戦争による国益まで考え数字をはじけば、むしろ銃は無くちゃ困るんだよね。
きっと、アメリカ本土がボロボロになり完全にリセット可能な状態にならない限りこのままでしょう。
残念ながらそんな気がします。
日本はそうならないで欲しいですね。
なったらどうするんだろ俺...。 (>。<)

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May 01, 2005

オルタード・カーボン

『オルタード・カーボン』を読みました。

2003年度 フィリップ・K・ディック賞 というSF文学賞受賞作です。

本屋で見かけた瞬間、そのオーラに魅了され読み始まったのはいいのですが、そのボリュームにてこずりました。
本を読み馴れていない私には少々ハードルが高かったです。だらだらと約1ヶ月という長い時間をかけてしまった事も後悔されます。
もっと一気に読むべきでしたね、きっと。
登場人物と役割を整理しようと努めて慎重に読んでいると、途中で誰だっけ?と逆に訳が分からなくなりました。_| ̄|○

作品の舞台は27世紀の地球。
そうです、既に地球の外に住む事が当たり前になっている世界です。
体と心(精神)が完全に分離している世界でもあります。
意図的に能力を高めたりも出来ます。
記憶力とか聴力とか、反射時間とか、色々です。
それらは全て金しだいという世界...。
今の世と何ら変わりありませんね。┐('~`;)┌

地球に住む富豪ローレンス・バンクロフトからの依頼で、タケシ・コヴァッチが地球に呼び出されます。
彼は植民星ハーランズ・ワールドで特命外交部隊でしたが、犯罪に加担した罪で服役中でした。
依頼の内容は『なぜ俺(ローレンス・バンクロフト)は自殺したのか?』を調査すること。
富豪ですから完全な自殺(死)をするにはメモリー・スタックという心のバックアップまで壊さないと駄目なんですね。
ローレンス・バンクロフトはバックアップで復活しますが、その時間差により自殺の真相を知らずにおりました。
俺は自殺するようなアホじゃ無いし、俺を自殺と見せかけて殺せるほど安価なセキュリティでは無い。
なんでだ? どうしてだ? 俺に何があった? という事です。

さて、特殊能力も駆使し調査を開始する訳ですが、派手なアクション、官能的なシーン、政治的な駆け引き等々が次から次へとおそってきます。
単なる未来のきらびやかな世界とか、逆にドロドロ一辺倒の世界とかいう分かり易く単純な世界では無く
未来でも人の本質は変わらないというドロドロした部分をしっかりおさえたうえで、未来の世界を舞台としたハードボイルドなミステリが展開されます。

最後は強い物にまかれるか否か?という究極の判断を迫られます。

さて、この作品はWBで映画化も検討されているようです。
これを映像化するにあたりキャスティングが重要です。
その辺が少し心配ですが、楽しみですね。

[ 書庫データ ]
オルタード・カーボン / ALTERED CARBON
著 リチャード・モーガン / Richard Morgan
訳 田口俊樹
アスペクト \2,800 ?版 748p ISBN4-7572-1129-5

AlteredCarbon

- edit -
2005.05.06 書庫名を間違えていたので訂正 (恥ずかしい...)

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