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April 09, 2005

太陽と毒ぐも

『太陽と毒ぐも』を読みました。

11組のバカカップル? がテーマ別に紹介されています。
恋人を愛する気持ちと、嫌な部分にムカツク気持ち。
それが太陽であり、雲(影)であり、全部ひっくるめて人間なのだ。
という事で、リアルな物語りです。

マンネリ化した恋人達は、太陽と毒ぐもを交互に見ながら、どこか太陽を優先させて恋愛を続けてゆく。毒ぐもが我慢ならなきゃ次行こうぜ!って。 (*^o^*)
感情の動きや仕草、言葉が丁寧に書かれていて、流れも自然で読みやすかったです。

自分にとって完全なものだけで構成された存在を期待してはいけない。
という現実をしっかり受け入れなければならないと思ったし、あらためて自分を見てみて安心してみたりもしました。

角田光代さんの作品を読んだのは『対岸の彼女』を含め2作目ですが、基本的に口語体であり感情移入しやすかったです。また次の作品も読んでみたくなりました。

[ 書庫データ ]
太陽と毒ぐも
著 角田 光代
訳 -
マガジンハウス \1,400 B6版 235p ISBN4-3837-1499-8

taiyou

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