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April 05, 2005

白い巨塔 第二部

『白い巨塔 第二部』をみました。

11~21話は財前が教授となり、助教授最後のオペで亡くなった佐々木さんを巡る医療裁判となりました。
里見は浪速大学を辞めるが、大河内先生が新たな職場を世話してくれます。
大学での研究よりも、より人と向き合った医療現場での新生活は彼を生き返らせたようでもありました。
一方で、財前は効率的な、しかし最高の医療を! という信念の元に行動を続けます。
国際医学会への出席や国立ガンセンターへの就任に向けて邁進し続けます。
国際医学会出席後の観光として訪れたアウシュビッツ強制収容所跡でのロケは重みのあるシーンだと思います。
帰国後、裁判が始まり、控訴審の判決直後に肺ガンで倒れます。
財前は東に執刀を依頼し、東(石坂浩二)は裁判を通し医療の考え方を悟り、財前のオペを引き受けます。

財前にとって里見はあまりにも"キレイ"過ぎたのかなぁ。
同じ道を歩めない以上、力を見せる事が唯一自身を支える手段だったのかもしれません。
表面的には対立しているが、心底お互いを認めあった同期。
患者からすれば、大学という足かせの無い2人の技と心があれば最高だったかも。
どちらも欠けてはならないものです。
会社員もそうですが、組織が人を駄目にするという事ですね。
医者も例外では無く、むしろドラマであったように凄まじいのでしょう。

そんな医療裁判を基本とした展開の中で、
里見、財前、東、柳原、亀山らは、各々が医者としてどう立ち向かうべきか?を自分に問う事になります。
里見の考える患者にべったりの医療と、財前の考える効率的に多くの人を救う医療。
確かにどちらが正解なのか判断が難しい所です。
結論はドラマでもポイントとなった「患者との対話」という事なのでしょうか?。
最近流行り?のインフォームド・コンセントですね。
患者によって期待度が違う以上、最善の医療方法とはそういう事かもしれません。
しかし、素人相手に何処まで対話するか?。限界がありますよねきっと。
いくら言っても分かって貰えない...という患者の性格的な問題や、医者の自己満足(専門的)に走りすぎる事もあるかもしれません。
患者のスキルにも大きく左右される所です。
私としては、出来る範囲で対話して欲しい。何より安心出来ればよい。
なんてわがままな要求だと自分でも思います。
やはり施設の役割や規模によって差がでるのはやむおえないのだろうと思います。
という事で、自分で出来る事は、可能な限り自分の責任において病院を選択するくらいかな。

11話から21話(最終回)までの流れはこんな感じでした。
第11話:教授就任しワルシャワ医学会壮行会
      佐々木さん呼吸困難 食道ガンから肺への転移か? (柳原が意見を仰ぐが無視)
      財前はワルシャワ医科大学で公開オペと国際学会
      ワルシャワで黒木瞳と分かれアウシュビッツを見る
      ホテルで佐々木さんが亡くなった事を知る
      大河内教授が病理解剖
第12話:ガン性リンパ干渉による呼吸不全と診断
      財前が民事訴訟で訴えられる
第13話:裁判に持ち込める見込みすら無いと思われたが、
      里見先生が証言すると弁護士に言う そして提訴へ
第14話:第一回証人尋問(佃,大河内)で大河内が財前を臨床医の自覚不足と証言
      母親が大阪へ上京
      第二回証人尋問(柳原,佐々木)で柳原がカルテの改竄をしたか問われる
第15話:柳原は嘘をつきカルテの改竄は無いという
      第三回証人尋問 に出るなら里見の妻が帰郷すると言うが、
      医学の進歩に資する場(原因追求の場)と考え出廷し真実を述べると宣言する
第16話:里見は財前と医学の場で競いたいと言う
      鑑定人の鑑定報告があり 結果は原告の請求を棄却
      里見は山陰大学行きを拒否し大学を辞職
      そして控訴
第17話:里見の就職先を大河内教授が世話してくれ千成病院へ
      東が近畿労共病院の院長として再び登場
      亀山看護婦が外科の看護婦として復活
      財前が執刀ミス? 東院長は佐々木さんの手術日が退館日であったことを知る
第18話:東都大学の正木教授が鑑定人を引き受ける と思われたが駄目
      東院長が鑑定人を引き受ける
      亀山に証人を依頼するが断られる
      控訴審が開かれる
第19話:東院長が証言する
      東都大学医学部長の船尾は財前の過失が無いと証言
      医者と患者の関係が大事 つまり話しをする事だ
      対質尋問(佐々木 vs 財前)にて患者への説明不足に関する回答に困る
      柳原に責任転換し傍聴していた柳原が逆上する
第20話:カンファレンス記録と亀山の証言があれば勝てるが先に対処される
      亀山が証人を引き受ける
      そして看護記録が出てくる
      判決は財前の負け(患者への説明と合意を怠った行為は重い)
      肺癌で倒れ東が執刀する事に
第21話:開いたらステージ4だったためそのまま閉じた
      告知すべきかどうか? 周囲は隠す事にした
      財前は手のシビレから診断に疑問を抱く
      里見に診察を依頼し、里見がガンを告知
      治療を薦めるが財前は無念だと言って断る (大学の外では死ねない)
      そして最後まで自分を信じ貫き通して逝く。
      ガン撲滅の為、自分の身体を里見と大河内先生に託す...。

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Posted by: Www.activeasia-Tours.com | August 18, 2015 at 02:33 PM

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